家族相談士養成講座こころdeレポート 4

20160605_151019さてさて続きです

第6回親子・きょうだい関係の心理学

大阪市立大学名誉教授 本村 汎先生

「こころ」の形成基盤としての親子・きょうだい関係のお話を登校拒否の事例を通じて

お話しされました この日の講座でこころdeらぼがお伝えしたいことをまとめました

まずは健康なこころの形成にとても大事なこと

健康なこころを育み作りあげるためには、母親を起点とする他者や象徴的な対象との関わり合いにおいて、否定的な関係体験よりも肯定的な関係体験の「量」を増やしてゆくことが必要であることが「家族臨床研究」で明らかにされている

肯定的な関係体験とは

自分は愛されている 理解されている わかってもらっている 

否定的な関係体験とは

拒否されている 放任されている 無視されている 馬鹿にされている 疎外されている

ここから世代間連鎖へと発展しそうと考えるのはとても狭い思想に思う

気づき学んだ瞬間からひとは変われます

また家族をシステムとして捉えるのは一時停滞してよどんだ関係や空間を

機能させてゆくというイメージでわかりやすいのではないでしょうか

などと少し横道にそれましたが

家族のなかの親子・きょうだい間のコミュニケーションのゆがみが生じて

自己開示ができなくなる このような状態ってほんとうによくあることです

問題は長引くことです

ただ親(大人)はたいがい自分の態度や言葉が正しいと信じこんでいます

また疑うことを知りません

このような親(大人)に関わられたこどもは大変です

親(大人)が迎合するような関係性もよくあるように思います

ちゃんと会話・対話するってどういうことか

これがすべての基本ではないのかと講座を受講して思いました

自己開示からの自己洞察 ひとの成長にとってもたいせつなじかん

エンカウンターグループこれからも続けていこう!

http://cocorodelabo.com/blog/wp-admin/post.php?post=1928&action=edit

こころdeらぼ主催 アロマdeエンカウンターです 

先生 ありがとうございました(^◇^)

では引き続きまして・・・

第7回カップル・カウンセリングの理論

お待たせしました!(^^)! カップルカウンセリングです

~夫婦関係に生ずるさまざまな葛藤の解決に向けてのカウンセリング~

広島ファミリールーム 村上 雅彦先生 臨床心理士

自己紹介を兼ねながら家族療法学会や日本の家族療法のこれからについて

次世代につなげてゆく立場でもあるお話しからはじまりました

ではさっそくですが講座のポイントです(^_^)/

家族療法は個人のブラックボックスは開けないのが基本とされています

そうですよね

ここまで読み進んでおられるかたならお気づきでしょう

家族をシステムとして捉えるのですから

全体の偏りをみて動かしてゆく

では夫婦は?

実はブラックボックスを扱うことで大きく動く場合が多い

と村上先生

夫婦関係理解のための大事な3つの関係への配慮

身体を生きる

関係を生きる

状況を生きる

そしてなにより後半の迫真の演技によるロールプレーより

初心にかえることのできました気づきを得ました

相談士は中立に立ち話を聴くことができること

学びは続きます

 

 

 

 

 

 

カテゴリー: 研修・勉強会参加レポート パーマリンク

匿名 へ返信する コメントをキャンセル