喪失とは何か。
何かをなくすこと、という説明はわかりやすいですね。
持っているものをなくす、与えられないものや、奪われるものが含まれる場合があります。
それとはべつに有形なもの:家、物、お金 (認知しやすい)
無形なもの:信頼、尊敬、自己肯定感、友情、しあわせな子供時代(認知しにくい)
そしてこれら有形、無形の喪失から追従して喪失するものがあるといえます。
たとえば離婚というこれらの喪失体験から、こどもと別れなければならない、または
収入が減ったというのは追従しておこる喪失です。
あるいはリタイアして職場から去るというのは仕事の喪失ですが、その結果
社会関係の喪失、生きがいの喪失、経済力の喪失をしたといえます。
このように子供期 青年期 中年期 老年期と私たちは人生においてさまざまな
喪失を経験するのです。
特別な人の起こる特別な体験ではないのです。
では明日は喪失からなにを招くのかお話したいと思います。
大丈夫ですよ。
いっしょに学んでゆきましょうね。