喪失から希望」カテゴリーアーカイブ

今月の絵本 お話会から~つぶやきます。

『海のアトリエ』 作:堀川理万子 偕成社

今月のお話会は1日のみの開催でした。それが今日。

ごめん。(天を仰ぎながら‥)来月は2日確保して開催しまっす。

それにしても今日はうれしかったなぁ。

今日に用意した絵本は2冊

参加くださった方にお話会の前に選んでもらったのが

この絵本。

お話会を終えて…

朗読する私

朗読しながらもその場の様子をすぐに気に掛けれるのはありがたいなぁ。

やっぱりこの感覚が好き。

朗読のあとの感想を交わしてお話会はクローズする。

たいせつな場所・記憶に触れる想いって

そう何度も経験できないよね。

ひとりで読んだこの絵本

今日朗読して感想をもらったこの絵本

おなじやけど違った。確実に。

今日はうれしかったなぁ。

来月の絵本はどれにしようかな。

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思い出す

どうしても書いておきたいことがありました。

月に2度のピアノのレッスンに通うこの頃です。

自分のリズム感のなさに泣き笑いし時には情けない気持ちになりながらも

それでも先生がとても素敵でなによりお手本に弾いてくださる音たちに癒されて昨年9月から始めたレッスンは続いています。

それはさておき 

レッスンに通う最寄りの駅出口のすぐそばに和菓子屋さんがあります。

あんこ好きの私にとって店先に並ぶ季節の和菓子を目にするのも

愉しみのひとつとなりました。レッスンが気持ちよく終えることが出来た日

また新しい指使いの課題をいただいた日 自分をほんの少し労ったり、励ましたりしてやりたいとき、なんやかんやと理由を作って「よし、今日は寄って帰ろう!」って具合です。

先日のレッスンに向かうときも速足の横眼使いで店先をチェックしました。

すると『鮎』がきれいに並んでありました。

求肥をカステラ生地に包んだ清流を泳ぐ鮎を形にした和菓子です。

季節やなぁ。と一瞬思い立ち止まるも『鮎』にはあんこが入っていない、と思い直しそのままレッスンへ歩き出しました。

そこから私の思い出の場面が交わした言葉があの時の行動が蘇ってきたのです。

「あの子好きやったなぁ」

あの頃はあんこ入ってなくても買って帰っていたことに気づく

その場面をそのままを受けとめて思い出していた。

すると一緒に大切に交わし在っていた豊かな時を知り

今の自分も豊かであると感じたのです。

悲しみの中にいるときから続いているのだと思います。

悲しいことは感じたくないや忘れてしまいたいと思うほどの時間があったのも

ほんとうです。

こんな風に思い出すことができることがとても嬉しく思いました。

辛さを伴わない記憶 体験はあのときと同じ自分なのに自分への影響が違っている。

今の自分が自分であることの実感は生きるちからになります。

これからも毎日の暮らしの中で誰かと大切に過ごした記憶は

ふと蘇るのだと思います 。

できればこれからもこんな風に思い出したいものです。

だからここに書いておきます。

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空をみよう 本を読もう ごはん食べよう

2月から3月の間はやっぱりいろんな用事や行事が重なっていた。

一先ず休憩…といきたいところだが遊びも仕事も勉強も続きそう。

日常を過ごす中で一休みすることを最近は大事にしています。

この時期の自分を励まそうと用意したチューリップ

少しずつ表情を変えて 居てくれています。

それにしても 昨日はとっても暖かい日でしたね。

こたつをなおして いっぱい洗濯をして 植物に水やりできました。

そして資料や書類をいっぱいシュレッダーにかけながら

いろいろ思案して すこし反省して

一日を過ごしました。

なんだか気持ちよい一日でした。

ではこれから療育のお仕事に行ってきます。

帰ってきたらチューリップがまた新しい表情で迎えてくれます。

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ケアを体験する機会はいくらあってもいい。

グリーフケアをもっと学びたい。

大切なひととの死別から

身体への影響や様子を日々受け取る専門職。

死別のケアを考える。

こころのことと身体のことを共に学び合う勉強会は

専門職初級ワーク編へと深まってゆきます。

ケアされたことの経験の大事を共に学びました。

お写真は

ワーク編②アートセラピー コラージュの様子です。

私のグリーフケア学びの原点

上智大学グリーフケア研究所 高木慶子先生から

入学式でいただいた言葉

『あなたがケアされてくださいね』

今 あらためて ケアを想います。

こころdeらぼの学びも続きます。

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いま ひとり迷路のなかにある人へ

新しく こころdeらぼ案内のポストカードを作りました。

案内のご依頼をいただきました企業様へ早速送らせていただきました。

このカードを手のされた方へ

ひとりで抱えこまないで

という願いを込めて

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その思い ただ知りたくて

立秋の頃を過ぎました。

そして今年もお盆が訪れます。

7月のお話会で朗読させていただきました。

『ぼく』

作:谷川俊太郎 絵:会田里美

絵本の持つちからをとても感じる作品だと思いました。

参加いただきました方々から

それぞれに感じたことをお話いただく機会も持つことが出来ました。

8月のお話会 開催日時

8月13日(土)①15:00~16:30  終了いたしました

       ②17:30~19:00  終了いたしました

8月27日(土)①15:00~16:30  終了いたしました

       ②17:30~19:00  終了いたしました

参加ご希望の方 まずはメールにてお問い合わせください。

お待ちしています。

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もう大丈夫と思っていたのに…

グリーフケア原論を本そして座学からも共に学び続けている。

人生におけるさまざまな悲嘆

手放すことを最良とし選ぶ喪失がある。

苦渋の選択

起こる環境の変化に想定を置き

自分を守ろうと思索する。

今 壊れるわけにはいかないから

バランスを一生懸命とりながら

一日一日過ごしてきた。

振り返らず前だけを見て

なぜだろう

最近 胸がざわつく

忘れていた いや考えないようにとしていたのかもしれない

自身の選択を振り返る

グリーフケア原論は

このようなこころの過程に寄り添ってくれるかのように

自分をそして大切な人を知ってゆく学びとなります。

さぁ そして本や理論の先にあるもの

貴方はどう思われますか。

『意味の世界の再構成』 R・A・ニーマイヤー 構成主義

~グリーフ行為における中心的なプロセスは意味の世界の再構成である~

あらためて実感し自分を知ってゆく行為は希望へ繫がると確信しました。

そしてもうひとつ

もう大丈夫だと思っていたのになぜ今 こんな風に心奪われるのか

季節や時期が重なっているのではないでしょうか

あの時のあの頃の感覚が季節のにおいや体感が

たいせつに仕舞っていた箱の蓋をすこし動かしたのかもしれません。

ひとりで抱えこまないで

言葉にしてみませんか。

          こころdeらぼ

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いま ここから始める

小さなベランダに少しずつ植えてきた植物たち

今朝は思わず「わっ」とひとり声をだす。

昨日洗濯物を干したときには気づかなかった。

仕事へ出かける前の慌ただしい時間に蕾はないものとなっていたのか

「これでどう」と花が知らせてくれたようで

ほんのすこし この1年の時の移ろいを味わってみた。

こころdeらぼ グリーフケアカウンセリングでは

喪失によって起こりうる様々なこころの様子を聴かせていただくことから

始まります。

話すこと 話せること 語ること 語りたいこと 

そして今は語れないことから 来談者は『今 ここ』をたいせつに

物語を紡いでゆくように心の作業をされます。

時が経てば・・ 

この苦しみはいつなくなるのでしょうか。

苦しみの中にあるひとへ

時をみつめるのは
過酷なこころの作業といっても過言ではありません。

カウンセラーと共に『今 ここ』から始めてみましょう。

こころdeらぼ グリーフケアカウンセリング

現在受付しています。

まずはHPお問い合わせフォームまたはメールにてお問い合わせください。

higuchi@cocorodelabo.com

ひとりで抱えこまないで

一年前の6月に咲いてくれた花はルームでみなさんと

 

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話すという行為

聞くことの実際を社会調査とカウンセリングという2つの枠組みから

社会の実態を対談された構成の御本

上間陽子(うえま・ようこ) 1972年沖縄県生まれ 琉球大学教育学部教授

2021年10月 沖縄の若年ママの出産を支える宿泊施設「おにわ」を開設

信田さよ子(のぶたさよこ) 1946年生まれ 公認心理師・臨床心理士

原宿カウンセリングセンター顧問 NPO法人RRP研究会代表理事

どんよりとした着地感のなさを感じたのは社会をみつめる着眼点の自身の甘さであるように思い今後も目を背けず知ることに務めていきたい思いである。

ただ対話である対談の緻密さがなぜか私自身を救われたような読後にもさせてくれました。

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こんなときに ありがたいな。

今日はお休みの日

TVのニュースはなんだか大変なことが起きますよと告げ続けています。

夕刻の私はまんまと煽られていました。

わけのわからない不安。

この私どこに戻そうか。

戻りたい。どこに。

そんな気持ちを持ちながら窓の外をみていますと

きらりと光る上弦の月が

「こんばんは」と現れてくれていました。

寒い日やったなぁ。

温かいもの食べたいなぁ。

キッチンに向かい冷蔵庫の中を

想像する。

あんかけうどん できる。

自分で作るのは初めてか。

私のあんかけうどんは

京都の清水寺五条駅 大谷本廟前にあるうどん屋さんのあんかけうどん。

今このブログ書いていて

お店の名前覚えていないことに気づく。

私が覚えているのは

今は亡き母と父のお参りの帰りに毎年寄っておうどんを食べていたその店はだしの香りが店内を包んでいたこと。

いつも同じこのおうどん屋さんに

「食べて帰ろ」と母。

あんかけうどん。

生姜が効いてる餡だけのうどん。

思えば夏の暑いお盆も

これ注文してたな。

ずるずるずる

母と食べたあのあんかけうどんと

そらちょっと違うけど

なかなか美味しいわ。

ご馳走様

お腹ぽかぽかしてきたわ。

ちょっと前の訳の分からないちっぽけな不安はどこかにいき

また明日って思います。

お母さん ありがとう。

いつもね。ごちそうさまです。

あんかけうどんの温かさはお母さんと一緒やね。

お母さんも一緒やね。

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よいお年をお迎えください。

今の1年を終えようとしています。

この感覚はみなさまお一人お一人お持ちのことと思います。

時の流れは自身の覚悟を拡げてくれるようにも見えます。

自由というセリフを自身からもそして出会い知り合ったひとたちからも

問いかけられたそんな1年を振り返ります。

思えば毎年この頃に交わす よいお年をお迎えください。

それは毎回自身にとってあたりまえだがすべて違うものなのです。

今年はこの決まり文句がやけにあたたかくて沁みている私に気づきました。

...*  ...* ...* ...* ...*...*    

※こころdeらぼ 個人カウンセリング 年始は1月4日(火)からとなります。

※こころdeらぼ お話会 1月15日 1月29日 ①15:00②17:30

※こころdeらぼ 勉強会 1月22日 15:00~17:00

メールでのお問い合わせは年末年始受け付けしています。

higuchi@cocorodelabo.com こころdeらぼ 樋口

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【現代京都藝苑2021】開催

お知らせをいただきました こころdeらぼです。

「現代京都藝苑2021」は現代美術の展覧会と4つの学術シンポジウム

そして関連イベントの総合名称。2021年11月に京都市内で開催されます。

主催 現代京都藝苑実行委員会

まだ間に合うと思います。

こころdeらぼもシンポジウムに足を運んでみようと思います。

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木を見て森を見ず

新しい名刺ができあがってきた。

カウンセリングルームを開業して7年が経ちます。

ルームという概念はこの7年で変わりつつあります。

外面と内面そしてそれらを観るという視点

外面については

こころdeらぼも感染症対策という昨今の社会問題から

カウンセリングや勉強会をオンラインで実施することも試み始めました。

ご希望をいただきますクライアントへの対応です。

そして開業からルーム移転を2回経験しました。

内面について

思いを言語化するということ

個人セッション エンカウンターグループ

テーマ・主訴からナラティブに問題解決アプローチに家族療法に

カウンセリング療法を探求し続けクライアントの伴走へ務めてきました。

思いを言語化する

全てはここから始まります。

さぁ これから

木を見て森を見ず あらためて感じました。

プラットフォーム

実際の場のちからの作用から観る景色

だいじです。

2021年8月最後の日

書いておこうと思います。

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機会をつくってみる

グリーフケアにおいてとてもとてもたいせつなこと

昨日は友人と電話で話すことを約束していた。

その友人とは…

いつから対面で会っていないのだろうか。

だがご本人が発信されるグループラインの文章や写真を拝見しているので

すっかり私の感覚は麻痺しているかのようである。

これもひとつ 社会と繫がるいい機会なのだとあらためて実感した。

久しぶりの電話では今まさに!の困りごとを話されたので

私にできるお手伝いをさせていただくことにした。

このことだけでも電話してよかったと素直に思えた。

もうひとつ

それぞれの想い出の話が日常の話とあたりまえのように交わり

われわれのいのちのゆくえもここにある。

と実感できたこと

これはとてもたいせつなことです。

今は亡き人もともに私の存在には関わっているのだ。

そして続く。

少しの時間ではあったが

久しぶりに言葉にしてこの数年を振り返えることで

生きることへの肩の力が抜けたようにも感じられた。

このような機会は作ってみるものだ。

そう感じさせてくれた友人に感謝である。

私もそうであるようにケアに携わっているひと 

自身のケアもたいせつにしてほしい。

そう願いこれからも機会をつくっていこうと思っています。

現在 個人カウンセリングのお申込み・問い合わせ受付しております。

ホームページトップの右上 お問い合わせ をクリックして

お問い合わせください。

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今夜のDVD

~実家へ帰るとお父さんがお母さんになっていた~

サブタイトルに惹かれて

ずっと観たかった作品

3年前に他界した母とその家族たちの物語

『おいしい家族』

時にまっすぐに向き合うセリフにはっとさせられ

気づけば自分へも問い直していました。

ゆっくりと丁寧に

お父さんが話す一言一言

たいせつなもの だいじなことを 感じ合ってゆく

とても素敵な作品でした。

カテゴリーは邦画コメディー

こころdeらぼ  おすすめの1本です。

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グリーフケア オンライン講座

グリーフケアを一緒に学びましょう。

・初めて学ぶグリーフケア <一般向け>

・グリーフケア <専門職向け>

グリーフケアについてさまざまな死別悲嘆を理論も大切にしながら共に学ぶ講義です。

講師はわたくし樋口が担当いたします。

これまでは専門学校の授業や少人数制での講座形式で講義を行ってまいりました。

これからは新しくオンラインでの講義も始まります。

新しいことの始まりに期待に胸を膨らませています。

写真は2020年4月に撮ったもの

今年もあの場所へそろそろ行ってみようと思います。

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毎日 まいにち

今朝は雨が降ってきた。強めの風と共にベランダの緑に水やりをしてくれた。

部屋からガラス越しに眺める風雨は穏やかではない。

でも窓ガラスにてんてんと水しぶきがついている様はすこし気持ちを新しくしてくれる気がします。

昨日からホームページのメンテナンスでサーバーカスタマーセンターの方とメールでやりとりをしていた。いや やりとりというほどそんなたいしたことではない。いや 私にはたいしたことだった。ほんの2回の往復メールで的確に指示をくださりそして先ほど解決した。

ううむ。

年末は欲しい洋服をオンラインで選んでいたのですが わからないことがありチャットで質問をした。すると各店舗の定員さんに繫がるようになっているようで対応できるかたがチャットに繋がり応答してくださった。そして私は買い物できた。

ううむ。

どちらもとても気持ちの良い文言で丁寧に応答してくれる。

たぶん おそらく 相手はまだ人間のはず。

さて おやつを食べて 午後からの用意をするとします。

写真はこの冬の1等賞 さつまいもをトースターで焼いたやつ

ごま塩ふって珈琲といただきます。

おやつはだいじ。 

雨があがって空が明るくなってきました。

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身近にあるグリーフケア

師走という季節 12月がやってきました。

やっぱり寒く感じられます。お布団から起き上がるのに

ほんの少しの気合が要ります。えいっ。てね。

今朝は冬物の衣類を整頓しました。

手に取る素材は身体にやさしくあったかそうなもの。            

これから寒さ本番の頃に向かってゆく大事な相棒たち。

今年の冬もどうぞよろしくお願いします。

ひとつずつ身の回りの物と仲良しになってゆく感覚 

それは自分をたいせつにしている感覚に繫がる。

自分のために用意してみるという贅沢を味わいながらも 

ふっと遠く離れて暮らすひと ものたちを思い手がとまる。

日常のなかにちりばめられた宝物

それはときとして鋭い矢先のように心の中に向かってくるのかもしれない。

自分はひとりでは生きていなかった。

切ない思いといっしょにこんなあたりまえのことを思い知るのだ。

あたりまえだけれどあたりまえにできない

そんなときを経て今の自分にまた気づく

グリーフケアはそんな日々の揺らぎを知ってくれているような気がします。

さぁ 買い物にでかけよう。そしてごはんの用意をしよう。

今日はそうしようと思います。

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残暑お見舞い申し上げます

今年のお盆はこれまでにない賑わいでした。

コロナ禍という状況で私にとって精神性の涵養となりました。      

旅立ったひとを懐かしみ

旅立った人を慈しみ

旅立った人と出会いなおす交流の時を過ごすことが出来ました。

迎え盆の日に向けて実際に大切な人の好きなものを用意するなかでこころの安らぎをおぼえました。

そして送り盆の日に藁で作った舟にお供え物をのせて川に流す。

友人に教わった「盆舟」

今年は川へ流すことをせずまねごとのようになりましたが

このような精霊を慈しむ風習があったこと

知る機会になりました。

たいせつなひとを想うということをあらためて感じ

こころ豊かな時間をいただけたように思います。

想いの分だけ賑やかになった

そんな今年のお盆でした。

あなたはどんな風に過ごされましたか

またおしえてくださいね。

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スピリチュアリティの形成

ひとにはどうすることもできない人智を超えるものと共に生きているということ。

見えない世界から授かるものがあるということ。

そのちからにあがらうことなく身を委ね、大いなるものを仰ぎいきとしいきるいのちに感謝しこうしてこの世で出会った奇跡をたいせつに死の瞬間まで歩みゆく。

必ず誰にでも一度は訪れる「死」のとき肉体を手放して魂へと還りそしていつかまた新たな再会の瞬間が訪れると信じていきてゆく。

全人的とされる身体的・社会的・精神的・スピリチュアリティにおける自己理解の営みの過程をたいせつに精進してゆきたいと願います。

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こころdeらぼ開業当初から税務・経理を担ってくださっていた方が先月他界された。

開業から7年 毎月必ず訪問してくださり、これまで幾度となくお世話になってきた。アユ釣りが大好きで解禁の季節には釣れたアユを毎年持ってきてくださった。毎月の訪問でその時々の話をしていたわたしたち。いまも目を閉じるとソファに座り穏やかな笑みを浮かべる姿が現れます。教えてもらったことを大事にしてこれからもやっていこうと思います。どうぞ見守っていてくださいね。

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