今日は前回に続きまして(←こちらから)もう少し詳しくお話させていただきます。
まず第一に、亡くなった方についてなるべく話したがらない傾向があります。家族を亡くされてかわいそうにとほんとうに親切に言ってくださる、とてもありがたいだけどちょっと今はいってもらいたくないという気持ちのずれが、どうしてもあるのですね。
遺族のかたのそっとしておいてほしいという気持ちを大切にしてあげてくださいね。
ただ食事や睡眠がとれているかというような日常生活についてやさしくそしてそっと 決して押し付けず声かけをしてみるのは大切ですね。
次に仕事や学業に遮二無二がんばっておられるかたがおられたら少し休ませてあげることが大事です。自分を支えていられるということにもなるとは思いますがあまり邁進している状況がある場合は周りで休ませてあげるという配慮がとても大切ではないかと思います。
3番目に暴飲暴食 一般の人の場合 薬物よりアルコールが身近に存在しますが どちらも非常に注意しなければならないでしょう。生活が乱れてしまうことは危険な状態を引き起こしてゆく可能性があります。
4番目の死亡の細部にこだわる すべてがそうだとは思いませんが死亡した状況をどこまでも知りたくなるという気持ちが遺族にはあります。そのような気持ちを持っておられる方がいるということお伝えします。
5番目 ふだんなら考えないような非常に思い切った行動をとる、そのことがいろんな意味で困った状況を引き起こしてしまうこともあります。精神的に不安定なのです。決断をせまられるような案件をお持ちの方は専門家に相談できるようになるまでカウンセリングをうけることを提案します。
最後に孤独と絶望から他の人々と接触を求めると同時に今までとても親しくしていた人たちとのつきあいを避けようとする傾向もあります。落ち込んでいる、うちひしがれている時期にはむしろそういうほんとうに親しい周りからの支えを拒否することもあるということを心にとめておいてくださいね。
ひとはひとりではいきてゆけません。
生きているといろいろな出来事に出会いますよね。
すこしでも自分とは違ういろいろな他者を理解し尊重することの参考になれば幸いです。