カウンセリングにおける枠組みについて2

今日はこの間の続きでもうすこし

カウンセリングについてお話します。

カウンセリングはほんとうに特別な事情がない限り

一定の場所、カウンセリングルーム以外では

お会いしません。ばったりどこかで出会っても

会釈くらいはしますが、立ち話はしません。

カウンセリングルームという「特別な守られた空間」で

お会いするからこそ安心感のある「特別な関係」になり

そこでしかできない関係になり、深く掘り下げていく作業ができるのです。

みなさんも「なぜかこの場所に来ると、気持ちが落ち着いてくる。」

という場所はありませんか・・・「なぜか、この場所にいると自分と深く対話できることができる」というような場所はありますか?

「なぜか、この人といると、自分に素直になれる」とか

「なぜか、この人と一緒にいると、自分と深く向き合うことができる」

という人はいないでしょうか?

それはその場所や人がご自分にとって、特別な場所やひとであるからです。

つまりその場所で、その人と一緒にいることによって、他の場所で他の人と

いっしょにいるのとは「異質な空間」が現れます。

ーカウンセリングとは何か 諸冨祥彦著 抜粋ー

そうなんです。

「空間の枠」ってカウンセリングにとってとっても大切なんです。

いかがでしょうか?

 

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