こんばんは
今日はこの本をご紹介します。
諸冨祥彦(もろとみ よしひこ)著者
ビクトール・フランクル22の言葉ー
『生きる意味』
読んでみました
今の私に響いたところ
「この人生から私は何をすることを求められているだろう」
「私のことを本当に必要としてくれている人は誰だろう、
そのひとはどこにいるのだろう」
「その誰かや何かのためにわたしにできることは、
なにがあるだろう」
この3つの問いを絶えず自問自答していきてゆくことで
私たちは幸福を追い求める生き方(=自己実現中心の生き方)から
人生からの呼びかけに応える生き方(=意味と使命中心の生き方)へと
大きく転換してゆくことになります。
私たち現代人の身に染みついている自己中心的な生き方から脱却することー
この3つの問いかけは対人援助職である自分にとって
クライアントさんとの出会いであり
また同じ志をもつ仲間が活動しやすいように
サポートしてゆくことだなぁと
数年前にはまだ漠然としか見ていなかったことが
今 この本を読み終えて
具現化されていることに小さな感動を覚えました。
フランクルはロゴセラピーと呼ばれる独自の心理療法の創始者です。
この心理療法の特徴は
生きるのに絶望した人が、みずからの「生きる意味」を再発見するのを
助けることにあります。フランクルの著書の特徴は単に心理学の学びを
深めるために有益なばかりでなく、われわれ読者がみずからの
「生きる意味」を発見し生きる希望を見出してくれる
そんな本でした。