ようこそ【いのちカフェ】次回お知らせです。

IMG_7593 (1)_R『原風景を求めて』

漂流する <今 ここ>

貴方にとって今年の夏はどんな夏ですか?

みなさんと共に 生きること 死ぬこと こころのこと からだのことを学ぶ

【いのちカフェ】開催のおしらせです。お待たせしました。

今回のテーマは『原風景を求めて』 ~漂流する <今 ここ>

ゲストスピーカーをお招きして2時間みなさんと一緒に感じ語る場をご用意いたします。

以下:ゲストスピーカーからのメッセージを紹介いたします。

『大人になっても、年を重ねても、いつも思い出す風景がある。過ぎ去った時間のなかで、いつもそこに立ち返る自分がいる。それは幼い頃の何気ない風景だ。

夏の日に父母につれられて海へ泳ぎに行った時、一人足下に打ち寄せる波をじっと見つめて吸い込まれそうになった事。夜、寝る時に天井の木目の模様をずーと追っかけて、怖くなってしまった事。或は、父と一緒に夜空を見つめ、星の瞬きの中に気の遠くなるような不思議な気分になった事。誰にでもあるそんな風景、時間から切り取られた1シーンである。かっての「今、ここ」。私たちは科学技術のお陰で、いつでもどこでも遠くの人と絶えずメールのやり取りができ、瞬時に世界の出来事を知る事ができ、地球の裏側の人と顔を見ながら会話する事もできる。インターネットでは、大気圏外からの地球の回っている姿を見ることも、宇宙の果ての姿を観測することも出来る。遠くの手の届かなかった風景やメッセージがバーチャルリアリティでもって「今の自分」のところまで引き寄せる事が出来る。そのかわり、本当の自分の現在、手で触れる事ができる「今、ここ」がどこにあるのか分からなくなってしまっている。いや、手の届かないものになっていやしないか。その空虚感、身近なものが痛くも痒くもない無痛感覚。かっての私の「原風景」にあたる、自分の足下の感覚、手で触れられる風景、そういった身近な温かな感覚、他人の痛みや何気ない幸福感が遠ざかっていってしまっているような感じがしないだろうか。そんなふうに、バーチャルな「今、ここ」が、リアルな自分の「今、ここ」にとってかわり、掛け替えのない「今、ここ」がどこかへ漂流している感じがしないだろうか。

そのことを、私自身の体験を交えて参加者の皆さんと一緒に感じたい、皆さんと共有したい。そこがどんな場所になるのか。現在の掛け替えのなさ、いのちのつながり、もはや二度と来ない今についてもお話しし、共有できる機会にできればと思っています。』

日時   8月22日(水) 18:30スタート (開場・受付18:00)

場所   大阪天満橋カウンセリングルーム こころdeらぼ

参加費  1000円

参加定員 8名 (すでに残席4名さま) お申込みはお早めに。

 当日はワークもご用意しています。どうぞお楽しみに。

お申込みお待ちしています。

                   こころdeらぼ

 

 

 

 

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