今日はこの間の続きでもうすこし
カウンセリングについてお話します。
カウンセリングはほんとうに特別な事情がない限り
一定の場所、カウンセリングルーム以外では
お会いしません。ばったりどこかで出会っても
会釈くらいはしますが、立ち話はしません。
カウンセリングルームという「特別な守られた空間」で
お会いするからこそ安心感のある「特別な関係」になり
そこでしかできない関係になり、深く掘り下げていく作業ができるのです。
みなさんも「なぜかこの場所に来ると、気持ちが落ち着いてくる。」
という場所はありませんか・・・「なぜか、この場所にいると自分と深く対話できることができる」というような場所はありますか?
「なぜか、この人といると、自分に素直になれる」とか
「なぜか、この人と一緒にいると、自分と深く向き合うことができる」
という人はいないでしょうか?
それはその場所や人がご自分にとって、特別な場所やひとであるからです。
つまりその場所で、その人と一緒にいることによって、他の場所で他の人と
いっしょにいるのとは「異質な空間」が現れます。
ーカウンセリングとは何か 諸冨祥彦著 抜粋ー
そうなんです。
「空間の枠」ってカウンセリングにとってとっても大切なんです。
いかがでしょうか?