初めての地 島根県へ卒業旅行と称して行ってきました
島根学習センターにて
講師は会下和宏(島根大学学術情報機構ミュージアム) 先生
弥生時代の墳墓から、葬送儀礼が集団のどのような死生観に基づいて死に対応したものだったのか?葬送儀礼が社会の統合や結合強化においてどんな役割を果たしたか?また、中国大陸、朝鮮半島における墓制が日本列島の弥生墳墓に与えた影響 これらの問題への関心から繰り広げられる講義
魏志倭人伝:記述抜粋
人が死んだらまず棺に納めて十日余とどめる この間肉食をせず
喪主は大声で鳴き叫び そのほかの人々は歌い舞い酒を飲む
埋葬を終えたら一同で川に行き禊<みそぎ>を行うが
これは中国の練沐(生後13か月目の清め)に似ていてねりぎぬを衣て
日本における死への対応を我が国の歴史から紐解くように探るなか 私の死生観を構築することのできた2日間でした 日本の歴史はヒントが沢山 そう私のルーツ!
知恵 智慧の宝庫 この地に身をおけましたことに 自然と感謝の思いが湧いてきました
そして思いました 弥生時代は階級の時代 階層、搾取のない社会です
しかし私たちの暮らしているいまは・・・
現代を生きているわたしたちの葬送ってどのようなものなのか?
かけがえのないひととのお別れを偲ぶ思いと
切っても切れない具体的な諸問題について!
来月2月22日こころde らぼ主催 [グリーフケアde 勉強会] のテーマになりそうな予感
出雲の国の予備知識なく(もともとモノを知らない人なので)行動を決めた2日間でしたが偶然がいくつも重なり…わたしの中のいろんな課題もやっぱりコレ!なんてたくさん感じれましたひとり旅でした 学習センターは松江でしたがお宿は玉造温泉にしました