先日3月12日 大阪府立中央図書館主催の
震災展 特別講演会に足を運んだ
私のカウンセラー仲間であり宗教家でもある友人は
臨床宗教師として活動している
そのご縁で
死別の悲しみと向き合うことをテーマにした講演会や
エンカウンターグループの場 カフェdeモンク関西さんに
寄せてもらっています
今回の講演会は
~亡き人と共に生きる 東日本大震災と臨床宗教師~
臨床宗教師として宗派・宗教を超え心のケアの方法を身につける研修をされている
龍谷大学文学部真宗学科教授 鍋島 直樹先生が講師でした
宮城県南三陸町などの被災地で行った震災被災者へのこころの支援活動を
中心にお話しされました 現在でも年に何度とおとずれ
こころの支援活動をされています
講演会で紹介された先生の好きな宮沢賢治の『雨ニモマケズ』
全文をみんなで朗読しました
「賢治がいちばん言いたかったことはなんでしょう」という先生の問いかけ
みなさんはおわかりですか
賢治の詩に鍋島先生の活動の『伝えてゆくこと・つなげること』の
力の源なる物語を見つけたように思いました
先生自身も賢治とご遺族とご自身の共時性を話されていました
ひとは自分の進む道の途中で意味と出会うことがあるように思います
進む道に勇気を与えてくれるような出会いです
意味を見つけるとひとは前へ進めます
支援者も同じです
そんな今日は彼岸明けですね
月1回開催されています