「これも運命と思っておくわ。」
私は衝撃を受けた。
目の前にいる20代の女性から放たれた【運命】という言葉。
どうしてそんなこと言えるのですか。どうして受け流すことできるのですか。
と私のこころのポケットに入れて持ち帰りました。
【運命】ウィッキペディアで検索してしまいました。
『人の意思をこえて幸・不幸を与える力、元から定められている巡りあわせ。人生は天の命によって定められているとする思想に基づいて考えられている、ひとの意思をこえて身のうえに起きる禍福』
そして私も考えました。
【運命】と潔くそして力まず向き合う姿勢
私はたくさんの理由を探して、たくさんの正当性を唱えて
自分は間違っていないんだ。と言い聞かす作業をしていたことを思い起こした。
正直この作業に疲れていたし限界のようなものを感じていました。
しかし 【運命】とは
命という尊いものをありがたくたいせつに想う気持ちから
おのずと切り開かれてゆくのかもしれないと。
運命って自分で築いてゆくものなんだと。
彼女の言葉にはその全てが含まれているように感じました。
その放つものに私は衝撃を受けたのです。
命の不思議をいつも想っている私ですが
身に降りかかるどうしようもない出来事に対して限界さえ感じていた
私の主観を超えた貴重な出会いでした。
実際に対話から感じ取れるものというのは
ものすごいちからをもっている。
ここまで記して 抽象的やなぁと思いました。
あなたは【運命】ってどんな風に想い使っていましたか?