父への思い

20140425_175224こんにちは 天満橋の駅から川沿いを歩いてこころdeらぼに向かう道すがらこんな花たちに会えます。今日は風が強かったです。その風は少し冷たさを感じました。この数日、夏のような暑さでしたので風の冷たさを心地よく感じたのは私だけでしょうか?

先程 母から電話がありました。京都へ 父の命日のお参りのことで・・・

父が亡くなって28年が経ちます。

母は毎年欠かさずお参りに足を運びます。

「お父さん、行ったらなかわいそうやん。」そう言います。

ここ数年は一人ではこころもとなく、私や妹夫婦が必ず付き添いますが

今回はちょっと都合がつきにくく私のほうは保留にしてほしいと伝えると

「お父さんがかわいそう。さみしいやん。お父さん。」といって泣き声になります。

私は物凄く申し訳なく思うのですが、

そこからいつもの説教が始まりそうな予感がして「わぁ~!いつものおんなじパターン!」がくる~

と思ったとたん、申し訳なく思う気持ちがどこかにいってしまいました。

でもね。今回は私、すこしいつもとちがう対応が母にできました。

ただそんな風に泣かれるとどうにも動けなくなってしまう自分を感じながら

母のいまの思いに添ってみようと思いました。するとこんな風に思えたのです。

『娘たちを引き連れてお参りに行きたいのはお母さんで、

さみしがってるのはいまのお母さんで、お父さんにその自分を投影しているんやなぁ。』

そう思うと、

「ほんまにごめんな。申し訳ない。」と私はこころから言葉がでたのでした。

すると母は「そういってくれたらあきらめもつくわ。」といつにない素直な言葉がかえってきた。

私はすこし拍子ぬけしたような、あれ?新鮮な感じ?!と思いながら

またひとつ新しい関係が築けたようで妙に軽い気持ちで電話を切ることができました。

私もお父さんを想う気持ちは大切にもっているのになぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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