【悼む人】観てみました
こころdeらぼはDVDをよく観ます 映画館もたま~に行く
このブログに全部紹介していないけれどたくさん観てる
映画は好き
ひとりで観るなら 邦画が好き なんで?かな
今の世の中の匂いみたいなものを感じれるからかな
この映画は主人公が不慮の死を遂げた人々を悼むために日本全国を旅している
悼むって
亡くなった人の 『愛』にまつわる記憶をこころに刻むことなんだって
映画の中で主人公が「誰に愛され、愛したか、どんなことをしてひとに感謝されていたか その生きてる姿を覚えておく」というセリフ
ひとが亡くなると現実にそれはとてもとてもたくさんのことが起きます
そんななか主人公の旅立つひととの向き合いは
とてもシンプルで優しくそのひとの一番たいせつなところを
しっかり抱えているように思えた
もう一つ
主人公がこのような旅にでるにはきっかけがある
日常の社会生活の中で起こる出来事に
抱えきれない思いでこころがつぶれそうになり
傷心しきって命まで危ぶみそうな主人公に母親が
渾身の思いで伝える言葉がある
その言葉をもってひきこもっていた主人公はすこしづつ
自分のためにじぶんを失わないために
悼むひととなって歩み出す
ひとりのひとの「死」との向き合い
ひとひとりひとりがユニークな存在であるように
喪失体験によってもたらされる変化もひとそれぞれであること
じんわりとこころに染み入る映画でした