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依存性について~ひとが生まれ生きてゆくって?~

「あの人は依存的だ」とか「いつまでも依存しないで早く自立しなさい」

と多くの場合否定的表現として使われているように思う依存性

乳幼児の保育と教育ー子供の最善の利益をもとめてー

という大学の科目の一説から考えています。

ひとがこの世という社会に現れた時からの話です。

デューイ(1859-1952)というひとは人間の発達的特性として

未成熟な状態で生まれ、その未成熟の期間が長いことをあげています。

人間は、依存しないでは生きていけないということがじつはその発達にとって

とてもたいせつな意味をもち、その無力さが、世話をしてくれる人を必要とし

具体的には最初の母子関係が形成され、父子関係、きょうだい関係や友達関係

が広がる基となる。発達的には全面的に安心しきって依存する状態から、

自分でできることは自分でしできないことに限って助けを求めるようになりやがては

自分でできるよう助けを求めるという学習の援助へと移行する。

このように考えるなら

依存性がなくなることによって人間は自立するのではなくて

ひとは社会的存在であり、助けたり、助けられたりしながら社会生活を送っているというところまでいきつきます。

大切なのは「相互依存性」が適切に発達することなのです。

うーん。ひとがひとり生まれ生きてゆくっておもしろいなぁ。

この適切に!っていうのが、ひととして機能するってことなのかな?

またこのあたりは次回にするとして、

一番私が意識にあげるのは 自立は自分でしていくもので

いかに有能に援助してゆけるか

また依存的なひとはなぜ依存的なのかと客観的にみてゆけること。

子育てにも通じるかな?

 

 

カテゴリー: 大学deお勉強 | 23件のコメント

私のこと

私はこの時期が苦手です。

クリスマス お正月

この時期って妙に賑わいませんか?

なんでそんなに盛り上がれるの?

なんでそんなに大切なイベントなの?

以前はこんな風に思うのは私だけって思っていました。

自分の世界感のなかだけで思っていました。

私の認知は変わりましたねぇ。

こんな風に思ってもいいんだ!と

漠然と思うようになってきました。

そしてこんな風に思う私も楽ちんになってきました。

おそらく自分がそう思うってことを

言葉にして誰かに伝えることをし始めたからでしょうね。

自分がそう思うこと

自分が苦手と思うこと

自分が好きと思うこと

こんなこと言ったらどう思われるかな?

が強かったなぁ。

大切なのはそんなことを伝えられることかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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軽度のうつやストレスを抱える人の援助について

軽度のうつやストレスを抱える人の援助について

すこし考えを整理したくて水島広子先生の本を読んでいました。

それにしましても

今の世の中「ストレス」という言葉はなにかしらよく目に耳にしますね。

ー生物学的にはなんらかの刺激によって生体に生じた歪みの状態を示すー

あらためてWikipediaで確認した。

なんらかの刺激ってとても広い範囲で理解できますよね。

だって10人の人がいたら10人

それぞれストレスを感じるところが違うでしょうに・・・

そのひとがどこで?どこに?ストレスを感じていて

今 現実社会でどのような不具合が起きているのか?

それらを丁寧に聴かせていただくと

そのひとの「ストレス症状」が浮かび上がってきます。

そうなんですよねぇ。

このような「ストレス症状」を感じ、

コントロール不全な状態になられたことはないでしょうか?

私はあります。

そこで私がたどりついたのが

「精神科に紹介する必要がない程度のうつに対する

対人関係カウンセリング」

ストレス症状と現在進行中の対人関係の関連を理解し

自分の置かれた対人関係状況に対処

そして対人関係状況においてコントロール感覚を持つ。

はい!二回目の そうなんですよねぇ。(笑)

こうやって言われてみると(読んでみると)自分でも出来そうなんですが

そういう状態のときって思考が鈍りますよね。

藁をもすがる思いで人に話たけれど話す前より落ち込んだ経験

ありませんか?

だけどこれ読まれた方。

いつかこんな状態にきづいたら、または感じたら

信頼のおける方にじっくり話を聴いてもらってくださいね。

カウンセリングを受けてみるのもいいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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自分と仲良し

みなさんは自分のこころの声と仲良しですか?

はっ?自分のこころの声って?

自分は自分でひとりのひとだからこころの声って?

その意味がよくわからない!って思われますよね。

でわでわみなさんは自分の身体と仲良しですか?

またぁ・・・そんなこと意識したこともないわ。と考えておられますか?

最近気づいたんですが

自分のこころの声と仲良しのひとって

顔が穏やかなんです。なぜかな?って考えたのですが

自分のこころの声と仲良しのひとは自分が今どういう状態にいるかが

俯瞰できる人なんですよね。

ということはニュートラルな感じを

体感されていて過度の緊張に強いられることなく日々暮らしている。

顔って筋肉でできてますよね?

もし自分のこころの声が「腹立つ」「イライラする」「ゆるせない」と

いってきたらどうでしょう?

まず「どうしたの?」と聴いてあげてくださいね。

「そうなんだ」ってうなずいてあげてくださいね。

そして「大丈夫だよ」っていってあげてくださいね。

こころの声と仲良くなれますよ。

すると「腹立つ」「イライラする」「ゆるせない」と思って

歯を食いしばってこめかみにしわをよせ、口はへの字な

こわばった顔の筋肉は緩んできます。

日々ひとはいろんな感情とつきあっています。

毎日の積み重ね

顔の穏やかなひとって自然と自分と仲良くすること知っているひとなんですね。

身体もそうですね。

私などは肩から背中にかけてとても緊張した状態で日々を積み重ねてました。

おかげで肩はいかっています(笑)

今は肩や背中ともすこし仲良しになりましたので肩がさがってきましたよ。

こんな風に自分をみてみるのもいいかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

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私のこと

みなさんは自分に正直に生きておられますか?

いきなり何を問いかけるんだ!って思いました?

ごめんなさいね。

実は私、自分に嘘のつけないひとなんです。

白 黒はっきりさせたい二分割思考 (状況を連続体ではなく、たった2つの極端なカテゴリーでとらえること。物事を両極端、白か黒か、全か無か、のどちらで考える完璧主義。)

ということではなくて

そもそも私にしましたら思考すること自体、策略的であまり好ましくないのですが・・・

社会と関わって生きてゆくには思考は必須で、武装のように感じていますが

そのお話はまたいづれ。

うーん いつからなのか?

サバイバルツールとして研ぎ澄まされた感覚なのか?

自分を守るのは自分だ。ということに敏感に生きてきたからか?

限界のようなものをわたしなりに知っているのか?

ー自分だけは自分に正直であってやろうー

そうですね。

親と暮らさなくなってからですね。

ほんとは私ってこんなひとだったんだって思ったり出来るようになったのは。

このつづきはまた今度・・・

みなさんは自分のこころの声をちゃんと聴いていますか?

みなさんは自分が何をしたいのかわかっていますか?

みなさんは自分以外のことのために我慢をしていませんか?

自分には嘘をつかないでくださいね。

なんて。。。こんなことが言えるようになる自分に

自分が応援しています。(^_-)

 

 

 

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こころ穏やかに生きるコツ

今日は「忙しい」という思い込みについて

少しお話させてくださいね。

私たちはよく「忙しい、忙しい」といいますが

それは単に物理的な仕事量のことだけを言っているのではありません。

実際の仕事の量に加えて、「忙しくて大変だ」という

ストーリーを自分で作り出してしまうのでますます忙しく

感じさせられてしますのだそうです。

それぞれ「少しでも気を緩めたら終わり」「緊張し続けないと間に合わない」

とこのような考えが自分を縛り、「忙しさ」を作っているのです。

まさに自分を主体的にコントロールできない、ふりまわされている状態なんですね。

ここでひとつ

この状態におちいってるかどうか気付くのにおすすめ!

「身の回りをきちんとする」です。たとえば脱いだ靴をそろえるとか

机のまわりを整理するとか これらは何秒かでできますよね。

これくらいの時間が捻出できないようなタイミングってそれほど多くないはずです。

しかし実際には「そんな机の整頓してる暇なんてない、それどころではない!」

と感じてしまうことがあります。この感じかたが

自分がふりまわされている状態に陥ってることを知らせてくれるものなんです。

もうすこし抽象度をあげてお話しますと

人生に主体的に関わることがこころ穏やかに生きるコツ

といえるのではないでしょうか。

 

 

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カウンセリングにおける枠について3

カウンセリングにおける大事な枠について

最後に・・・

前回、前々回と「時間の枠」「空間の枠」について

お話させてもらいましたね。

このふたつの枠をさらに強固なものにするのが

「ルールの枠」です。

このふたつの枠で話された話はどこにも漏らされることがない

秘密が守られるというー守秘義務ー「守秘のルール」がもたらす安心感

があるからこそクライアント(相談者)は安心して何でも話すことができるし

また安心して自分の内側に入っていくことができ、

自分と向き合う作業をすすめてゆくことができるのです。

カウンセリングのことちょっと・・・わかってもらえそうかな?

 

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カウンセリングにおける枠組みについて2

今日はこの間の続きでもうすこし

カウンセリングについてお話します。

カウンセリングはほんとうに特別な事情がない限り

一定の場所、カウンセリングルーム以外では

お会いしません。ばったりどこかで出会っても

会釈くらいはしますが、立ち話はしません。

カウンセリングルームという「特別な守られた空間」で

お会いするからこそ安心感のある「特別な関係」になり

そこでしかできない関係になり、深く掘り下げていく作業ができるのです。

みなさんも「なぜかこの場所に来ると、気持ちが落ち着いてくる。」

という場所はありませんか・・・「なぜか、この場所にいると自分と深く対話できることができる」というような場所はありますか?

「なぜか、この人といると、自分に素直になれる」とか

「なぜか、この人と一緒にいると、自分と深く向き合うことができる」

という人はいないでしょうか?

それはその場所や人がご自分にとって、特別な場所やひとであるからです。

つまりその場所で、その人と一緒にいることによって、他の場所で他の人と

いっしょにいるのとは「異質な空間」が現れます。

ーカウンセリングとは何か 諸冨祥彦著 抜粋ー

そうなんです。

「空間の枠」ってカウンセリングにとってとっても大切なんです。

いかがでしょうか?

 

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カウンセリングにおける枠組みについて

今日はちょっとこんなお話

カウンセリングにはたとえば週に1回50分といった

「時間の枠」があります。

この「時間の枠」にカウンセラーもクライアント(相談者)も

守られていることが、カウンセリングにおいてとても

大切なんです。

一回の面接の長さや頻度はカウンセラーやクライアントによって

かわるのですが、重要なのは「あらかじめ固定された時間枠の

なかでしかお会いしない」ということです。

非日常的な空間だからこそ、クライアント(相談者)は安心して

また集中して、自分の内面を見つめる作業に取り組んでゆくことが

できるのです。

真剣に自分と向き合う

それってものすごく疲れる作業なんです。

ひとりではとても取り組めないというのは

私自身も教育カウンセリングを受けて

実感しました。

ここにカウンセラーの存在する意味があるんだなぁと

思います。

「時間の枠」に守られて自分と向き合ってみませんか?

 

 

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アロマテラピーってなんだろう?

こんばんわ

今日 私は日中、ソフトボールの練習に参加しました。

一か月以上ぶりの練習で しっかり筋肉痛です。

お天気もよかったので日焼けも少々。

やんちゃなことをしています。(笑)

こんな日の入浴は、少しぬるめのお湯(38℃~40℃程度)をはった

バスタブに今日の気分で好きな精油を5滴(以下)いれてよくかき混ぜて

ゆっくりゆったり浸かります。

筋肉もこころもリラックスします。

そうなんです。

アロマテラピーは決して難しいものではなく、

とても身近で、私たちが生活してゆく上でとても役に立つ

暮らしの知恵なんです。

精油はエッセンシャルオイルともよばれ、

ハーブショップや雑貨店、デパートなどで売られています。

天然精油をお選びくださいね。ポプリの香りや芳香剤として

売られている合成の香料とまちがわないようにしてね。

まず精油を1本、手に入れてみてください。

あなたの世界がまたひとつひろがりますよ。

 

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今月のおすすめ本

こんばんは

今日はこの本をご紹介します。

諸冨祥彦(もろとみ よしひこ)著者

ビクトール・フランクル22の言葉ー

『生きる意味』

読んでみました

今の私に響いたところ

「この人生から私は何をすることを求められているだろう」

「私のことを本当に必要としてくれている人は誰だろう、

そのひとはどこにいるのだろう」

「その誰かや何かのためにわたしにできることは、

なにがあるだろう」

この3つの問いを絶えず自問自答していきてゆくことで

私たちは幸福を追い求める生き方(=自己実現中心の生き方)から

人生からの呼びかけに応える生き方(=意味と使命中心の生き方)へと

大きく転換してゆくことになります。

私たち現代人の身に染みついている自己中心的な生き方から脱却することー

この3つの問いかけは対人援助職である自分にとって

クライアントさんとの出会いであり

また同じ志をもつ仲間が活動しやすいように

サポートしてゆくことだなぁと

数年前にはまだ漠然としか見ていなかったことが

今  この本を読み終えて

具現化されていることに小さな感動を覚えました。

フランクルはロゴセラピーと呼ばれる独自の心理療法の創始者です。

この心理療法の特徴は

生きるのに絶望した人が、みずからの「生きる意味」を再発見するのを

助けることにあります。フランクルの著書の特徴は単に心理学の学びを

深めるために有益なばかりでなく、われわれ読者がみずからの

「生きる意味」を発見し生きる希望を見出してくれる

そんな本でした。

 

 

 

 

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カウンセリングって?

カウンセリングって

みなさんはどんなことをするのかな?って

思いますよね。

たとえば友人などは「私は大丈夫。カウンセリング受けるような人じゃないから」

などといいます。

うーん。カウンセリングを受ける人?ってじゃあどんな人?

みなさんは日々 自分のことを自分のなかに

しっかり納めることができていますか?

たとえば親しいひとがいつも話をちゃんと聴いてくれていますか?

たとえば親は話をちゃんと聴いてくれていましたか?

カウンセリングって話をちゃんと聴いてくれるんです。

カウンセラーはそう、話をちゃんと聴いてくれるひとです。

自分と向き合う作業っていうとこれまたわかりにくい

かもしれませんが

カウンセリングで自分の思いを言語化してゆくこと

っていえばわかりやすいかな?

その作業をしてゆくと

これ以上でも以下でもない自分と

出会う瞬間があるんです。

その感じが

自分を自分のなかにしっかり納めることができたようで

癒されます。

おちつきます。

 

 

カテゴリー: 個人カウンセリング・セラピーのこと | 5,915件のコメント

はじめまして こころdeらぼです。

はじめまして

私、カウンセラーの樋口 愛峰と申します。

これからこちらのほうでカウンセラー樋口の

日々気づいたこと

日々感じたこと

日々学んだこと

などなど

綴ってゆきたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

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