理想と情熱があればいい。
「何のために【学ぶ】のか」中学生からの大学講義Ⅰ
桐光学園+ちくまプリマ―新書編集部・編
脳の上手な使い方 茂木健一朗 の章を読みながら
人はなぜ学ぶのかと思いを馳せる。
強化学習といって少し負荷を加えた課題設定をして達成をすると脳はドーパミンがでる。
という状態になります。それを知る人間はまた喜びへ向けて行動します。
この強化学習の繰り返しを利用して、それぞれの目標に向けて学びに取り組む。
努力家は実はドーパミン放出の達人なのです。
このような話をしますといつも思い出すことがあります。
もう数年も前になりますが
海外でも活躍されています尊敬する武道家の先生のワークショップ打ち上げでのこと。
「樋口さん、専門用語を使わない話し方、話をして!」と言われました。
私は先生と専門的な話ができるのがとても嬉しくてはりきっていたのでした。
ですが私は聞かれもしない知識を振りまいているだけの
わかりにくい話しをしてしまっていたのでしょう。
伝えるという作業にはTPOを考えて服装を選ぶように
相手や場によって表現を変えた方がより相手に通じ親切なのだと
そのときの先生とのお話から学びました。
何のために学ぶのか。
なにを学ぶのかはそのあとのこと。
私が現在カウンセラーをしているのはカウンセラーという職業人に
なりたかったからではありません。
日本の現代社会に対話が必要だと考えたからです。
ひとはそのひとそのときどきのタイミングで
誰しも対話を臨むのではないでしょうか。
ひとは対話して成長してゆきます。
対話は言語だけにとどまりません。
私は人口知能と対話するより
人と対話したい。
社会へ向けてカウンセリングの必要性を伝え、
カウンセリングを提供するものとして
心理学の進歩を学ぶこと
怠ってはいけないと思います。
そう思います。
あなたは何のために学んでいますか。
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