グリーフケア(悲しみから希望へ)カウンセリングこころdeらぼです。
『こころの変化をわたしが知るとき』
今朝は雨模様。友人からのメールで起きぬけの私へ
今朝の雨を感じる様子が伝えられる。
仕事のメールをチェックして、すこしの考えごとを持ちながら散歩に出ることにした。
雨は上がっていた。よかった。今夜は駅二つ先まで自転車ででかける予定。
ご機嫌に雨のあがった道を歩く。道に張り付くいろとりどりの落ち葉がもっと
私をご機嫌にしてくれた。ありがとう。
いつもの花屋さんの前。
この花屋さん。私がこの町に越してからのおつきあい。
毎月のお墓のお掃除にいく私に、便利だったので立ち寄ったのがきっかけ。
忘れもしない。第一印象。~暗いお花屋さん~
だって私の知ってるお花屋さんは・・いらっしゃいませ♪って声がお店にあるもの。
ない。
お花を選んで、お会計を済ませる。
ありがとうございました♪の声もあるよね。
ない。
ほんといろいろ思いました。勝手にね。
それでも便利だから このお店でお花を買い続けるわたし。
あるとき思ったんです。
ない。なら ある。にしてみようって。
お店はいって 私から こんにちわ~♪
お会計すませて私から ありがとうってにっこり(*^_^*)
それでも ない。は続きました。
あれから・・3年がたちました。
そして今日。
はじめてお店のひとのほほえんだ顔をみました。
世間話なんてしないけれど お花を選び迷う私に
微笑まれているのです。
そしていつものようにお会計を済ませ
私がありがとう♪ってにっこりすると
お店のひともにっこりとゆっくり表情がうごいたのです。
私 今日のギフトをからだいっぱいに受けとりながら
雨上がりのかえりみちを歩く。
ふと思った。
希望やささやかな日常のシアワセはこんなところにある。
過去を重荷に感じ、消し去ってしまいたいとさえ思うときもありました。
私は信じます。
ひとは 過去とともに 未来をみつめて
いきてゆくことができるということを。
そのときがきたら。
ない。なら ある。にしようと思ったあのときの
わたしのちいさな一歩。
上智大学グリーフケア研究所 高木慶子先生の著書
「悲しんでいい」の一説を思い出しながら
~自分がこころを開き、最初は手探りでもいいから
前に向かって歩いてみる。
そうすれば大切なものを失った悲しみの日々は、
大切なものを見つけるための新しい明日につながります
その朝を迎えたとき悲しみは希望にかわるのです~
そのときは誰にでもおとずれると信じます。
いまのわたしがあるのはたくさんの方々のおかげです。
そしてそのたくさんのかたの顔を思い浮かべながら
感謝のおもいでいっぱいになりながら歩きました。