ビヨンド・サイレンス~ポストオウムの20年を語る
第3回 「スピリチュアルは、宗教を凌ぐのか」
に参加してきました
現代宗教の様々な形態として
文化宗教・・見えない宗教 (倫理や慣習として受容される世界観・価値観)
制度宗教・・見える宗教 (国教や歴史的に特別な地位を与えられた宗教集団)
組織宗教・・見える宗教 (新宗教など、近代以降、作られた集団)
個人宗教・・見えない宗教 (個人ベースで行われる信念や実践。スピリチュアリティ)
とし日本の宗教における世俗化や私事化について伝統的・制度的な形での宗教受容の衰退や進行体系を一式まるごと受容しないこと スピリチュアリティは、各宗教が持っていた
要素の個別的消費と伝えられた
20c後半以降、聖地巡礼の再興隆となっていることについて巡礼と観光の融合に着目した研究のおはなしで 30代と60代に巡礼者が多いと講師の岡本亮輔先生がおっしゃっていたのですが、30代は仕事 結婚 出産と第二の人生へ各々が考え歩む時期であり
60代は定年 親の介護 子供の自立 老後にむけのシフトチェンジの時期であるなぁと
思いながらきいていました
どうも深く個人の洞察につながってゆくというよりはヨガやスポーツ的な、大自然のふれあいのなかでの気づきといった交流体験であり 神とのつながりではなく 巡礼者同士の交流、共感が重視されるとはなされていることに 価値ある交流をもとめる人々それは無私のほどこしのようなものを求めている動向をみた
そこに救済はないとさいごに應典院秋田ご住職が感想をのべられたのが印象に残る
活発な質疑応答についてゆくのが精いっぱいで
いまこのブログでアウトプットしています
もう一つ 浄土教は死者とのかかわりを大切にするときき
應典院さんの活動の根底はここにあるのかと今回のテーマとはすこし離れますが
しれてよかったと思います