4月25日の出来事
ふらっとした。階段の踊り場に出た瞬間のこと。そして左足首をひねっている感覚と同時に次の踊り場までの5段ほどを
お尻から滑り落ちた。「やってもた」
そこから電車で約1時間 足引きずりながら帰宅。タクシーに乗ることも考えたけど
車道に出るより、わかってる駅のほうを選んだ。
このときは捻挫やと思いたかったし。そうやとも思ってた。
明日の仕事は午後からやし なんとかなる。
アイシング※患部を氷で20分冷やす。いったん止めてまた20分で様子見る。
して今日は休むことにした。
※幸い私の周りには専門家がいて ちょっと仕事の段取りに気が要って身体にたいして疎かになりがちなところを的確に指示してもらえた。
あわよくば・・。明日の仕事へ行く前にテーピング※してもらえるとなんとかなると。
「当分安静」と聞きなれた言葉をもらい、レントゲンは撮りに行くようにすすめられた。
さてここまではラインや写メや電話を駆使すればなんとかなるんですよね。
こころのなかはなんとかなってと願いながら・・。
経験の最悪パターンを思い出し、気を紛らす作戦か?
ソフトの時もかなりいろいろやってるけど次の日歩ける!歩ける!
多少の痛いのは我慢できるし、そうや肋骨折れたときも寝起きはきついけど起きるとなんとかなってコルセットして仕事した。仕事できた。できる。できる。
それよりも最近 駅の階段おりるとき駅だけちがう、階段おりるときふらっとしそうで
ゆっくり降りていた。以前のようにタッタッタって降りてない私。
季節のせいにしたくないけど気圧の加減はあると思う。
それと最近どんどん足に合う靴が減っていく。
この日履いていた靴もたくさん歩くのを想定してぺったんこのバレーシューズ。
ただひとつ もうひとつの幅広のモカシンと出掛けに迷った私。
幅広モカシンにすればよかった。バレーシューズの足先の丸みはあたしの足のセルフタイマー5時間くらいはわかってたけど 可愛いから選んでしまった。あほや。
案の定 タイマー点滅してたなぁ。座る機会と歩く機会と交互にごまかしながら、もうこの靴は遠出には2度と履かないとこころに決めながら。
いっぱいからだのこと考えてる気になっていた。
今日はシャワーにした※患部は温めないほうがいいので
「とりあえず寝よっと」
横になってみた。足を高くして※心臓より高い位置に足があるほうがよい
痛いからどう身体をおさめていいかいろいろ試す。
シムスの体位※をやってみた。これや。いつのまにか寝ていた。さすがわたし。
朝が来た。
あれっ。
歩かれへん。
これってなに?
どないしょう。
足 昨日より腫れてる。
トイレいかなあかん。
昼までになんとかせなあかん。
救急車?
あかん。どの病院連れていかれるかわからん。
いつもの整形外科や。 家から一番近い!
えっ?今日、雨?
とりあえず 膝立ちできることに気づきトイレへ行きました。
トイレに手すりがついていたということに今更ながら感激しました。
そしてこんなとき
あんな近くの病院へすらひとりでは行けないことに愕然としました。
なんとか気をとりなおして仕事へのお断りの連絡をさせていただきました。
午後の診察なら連れて行ってもらえることがわかりいざ!
「どうやって病院までいこ?」
「戦争映画のやつみたいにするねん。」
「えっ?匍匐前進?」
「ちがうやん 肩に手回すやつ。」そらそうや。ちょっと笑えた。
笑えたのも一瞬。すぐ気つく。これでは診察時間に間に合わん。
自転車の荷台とケンケンでなんとか到着。車の運転はよーせんかった。
今日中に連れて行ってもらえてほんと有難いと思いました。
ケンケンで受付に向かうと車いすを用意してくれました。はじめてです。車いす。とっても楽で便利です。でもすこしの振動にも響くんですね。
立方骨骨折
ギプスの説明を看護師さんから丁寧に受ける。
今夜 腫れが酷くなり痛みで我慢できなかった場合の項を看護師さんが読み上げられたとき 「えっ まだこれ以上痛くなることあるんですか?」と口をはさんでしまいました。
今からその場合を説明しますからね。と看護師さん
「医院のお隣が先生の自宅です。その場合は夜中でもピンポンしてください。でもその場合だけですよ。」
「ピンポーンだけしてダッシュとか?」
「それはしないでくださいね。」
すると受付内の看護師さんが
「ダッシュできないし」笑
調子に乗り「ピンポン松葉杖や!」とわたし。笑
院長も待合にいらしたお母さんと小学生の男子もちょっと笑ってた。
帰りはこれまたはじめての松葉杖と自転車の荷台の助けを借り
無事帰宅できました。 痛み止め等薬は処方されてません。
つづく