日別アーカイブ: 2018年12月11日

グリーフケアとカウンセリング

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ウォーデン(Worden,1991) 悲嘆の必須課題と関連づけて

グリーフカウンセリングの目標設定について

 

喪失について現実感を強めること

カウンセリングを受ける人が言葉になった感情と言葉にならない感情の

両方と向き合える援助をすること

喪失後の様々な障害を乗り越えて再び適応できるように援助すること

そしてサヨウナラを適切に言えて

生活にエネルギーを投資する心地よさを感じられるよう力づけること

 

遺されたひとの情緒的な生活の中に亡くなられたひとのための

適切な場所を見つける作業の手伝い

その場所とは世の中で遺された人がしっかりと生きてゆけるような場所である。

 

人生のリ・メンバリング

死にゆく人と遺される人との会話   金剛出版

 

語りのちからを思う。

今日このタイミングで再構築となった。

 

 

 

 

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そらをみよう 本を読もう ごはん食べよう

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イェール大学で着任から23年連続講義されている

シェリー・ケーガン教授の「死」とは何か

この講義に基づいてまとめた著書が

日本の読者へ向けて翻訳出版されました。柴田裕之 訳 出版社 文響社

すでに中国、台湾、韓国でも翻訳出版されています。

 

眠る前のお供としてこの2か月ほど読み進めてきました。

哲学の講義ですけれど

とても理解しやすい表現で書かれているので ここ数日の

私自身のテーマへの問いかけと向き合える指南書のような存在でした。

「死」とは何か と自問自答してみる

そんな機会となりました。

 

この本はいつかまた必ず手にとって読み返すだろうと

予測される秀逸な一冊となりました。

案外とすぐ本棚から手にしてそう。

 

さていったん 本棚へと手放します。

 

こんなにもこころ豊かにしてくれる時間

ありがたい

 

もし答えのない問いに出会ったら

読んでみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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