グリーフケアとアートセラピーの出会いから

IMG_6489_R今月に納骨へと足を運ばれたクライアント

パートナーの旅立ちからこの世での時間経過で思うと

1年半が経ちましたね。

カウンセリングは週1回の面接から始まりました。

四十九日の法要を終えられパートナーの死を現実のものなのだと

受け入れられたように思うと話されました。

しかし朝の辛さと仕事の帰りや家へ帰ってから

急に落ち込んでしまう時があるんです。ともお話されました。

 

クライアントは寝る前に塗り絵をされていた。

塗っていると落ち着いてね、眠る前に毎晩続けるようになりました。

「妻の好きな桜のページから始めています。」と話されたのが印象に残ります。

 

ここからクライアント自身の旅も始まってゆくように感じました。

ご自身のペースをとてもたいせつにそして丁寧に向き合いながら

次回面接への課題とともに日常を暮らしてゆかれます。

そして出会った写真という世界とかけがえのない人々

 

現在は月に1回の面接に来談されます。

ひと月のあいだに出会ったご自身の感性に触れる自然の恵みとご一緒に。

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次回面接日の調整をしていますと

クライアントがおっしゃいました。

「来年の春まで続けようと思います。三回忌になるんですよ。」

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写真と共に時を重ねながら一歩一歩

歩んで来られたクライアントへ

 

 

※写真の掲載はクライアントの了解を得て載せています。

 

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