月別アーカイブ: 2016年7月

家族相談士養成講座こころdeレポート 4

20160605_151019さてさて続きです

第6回親子・きょうだい関係の心理学

大阪市立大学名誉教授 本村 汎先生

「こころ」の形成基盤としての親子・きょうだい関係のお話を登校拒否の事例を通じて

お話しされました この日の講座でこころdeらぼがお伝えしたいことをまとめました

まずは健康なこころの形成にとても大事なこと

健康なこころを育み作りあげるためには、母親を起点とする他者や象徴的な対象との関わり合いにおいて、否定的な関係体験よりも肯定的な関係体験の「量」を増やしてゆくことが必要であることが「家族臨床研究」で明らかにされている

肯定的な関係体験とは

自分は愛されている 理解されている わかってもらっている 

否定的な関係体験とは

拒否されている 放任されている 無視されている 馬鹿にされている 疎外されている

ここから世代間連鎖へと発展しそうと考えるのはとても狭い思想に思う

気づき学んだ瞬間からひとは変われます

また家族をシステムとして捉えるのは一時停滞してよどんだ関係や空間を

機能させてゆくというイメージでわかりやすいのではないでしょうか

などと少し横道にそれましたが

家族のなかの親子・きょうだい間のコミュニケーションのゆがみが生じて

自己開示ができなくなる このような状態ってほんとうによくあることです

問題は長引くことです

ただ親(大人)はたいがい自分の態度や言葉が正しいと信じこんでいます

また疑うことを知りません

このような親(大人)に関わられたこどもは大変です

親(大人)が迎合するような関係性もよくあるように思います

ちゃんと会話・対話するってどういうことか

これがすべての基本ではないのかと講座を受講して思いました

自己開示からの自己洞察 ひとの成長にとってもたいせつなじかん

エンカウンターグループこれからも続けていこう!

http://cocorodelabo.com/blog/wp-admin/post.php?post=1928&action=edit

こころdeらぼ主催 アロマdeエンカウンターです 

先生 ありがとうございました(^◇^)

では引き続きまして・・・

第7回カップル・カウンセリングの理論

お待たせしました!(^^)! カップルカウンセリングです

~夫婦関係に生ずるさまざまな葛藤の解決に向けてのカウンセリング~

広島ファミリールーム 村上 雅彦先生 臨床心理士

自己紹介を兼ねながら家族療法学会や日本の家族療法のこれからについて

次世代につなげてゆく立場でもあるお話しからはじまりました

ではさっそくですが講座のポイントです(^_^)/

家族療法は個人のブラックボックスは開けないのが基本とされています

そうですよね

ここまで読み進んでおられるかたならお気づきでしょう

家族をシステムとして捉えるのですから

全体の偏りをみて動かしてゆく

では夫婦は?

実はブラックボックスを扱うことで大きく動く場合が多い

と村上先生

夫婦関係理解のための大事な3つの関係への配慮

身体を生きる

関係を生きる

状況を生きる

そしてなにより後半の迫真の演技によるロールプレーより

初心にかえることのできました気づきを得ました

相談士は中立に立ち話を聴くことができること

学びは続きます

 

 

 

 

 

 

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家族相談士養成講座こころdeレポート 3

20160605_151019わぁおぅ!(^^)!7月の講座もどんどん受講が進んでます

このブログを読んでくださっている方のお役にたてるようなそしてわたしの印象に残ったことなどお伝えしてゆきたいと思っています

第5回家族カウンセリング 技法と実習1 初回面接

団士郎先生 アロハシャツで登場 漫画家 現在立命館大学大学院で教えておられます 確か70歳代であるとお聞きしてとても嬉しく思いました こんな風に受講しに行くと素敵な先人と出会えます 団士郎先生は大学卒業後から京都府で務められていた児童相談員を50歳で離職されました 公務員の生活から仕事のない生活 その経緯のおはなしのなかで『自分は自分を変えることができるということを知っているのは得です』とまた『ひとは多面的・多面性をもつ』ととても興味のあるおはなしをしてくださいました これからのヒューマンサービスの可能性についてのお話も勉強になりました

あっ、もちろん! 団先生は家族療法をされています

いつまでもだらだらカウンセリング続けてるのはあかんやろ

茶飲み友達ちゃうねんから

解決しやんと!

って先生おっしゃっていました ほんとそうおもいます

つづく

第6回親子・きょうだい関係の心理学

第7回カップル・カウンセリングの理論

 

 

 

 

 

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8月ですね(^◇^) [アロマdeセルフケア]お誘い(^_-)-☆

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20160720_205755[アロマセルフケア]8月開催のお仲間募集いたします(*^-^*)

7月開催もドラマティックに終えました

ご参加ほんとうにありがとうございました

さて今年も後半へと続く8月がやって来ます…

この夏をこころdeらぼのアロマdeセルフケアで大いに語りませんか

   日時     8月 3日(水)  ①16:00~17:30

②19:00~20:30

8月18日(木)  ①19:00~20:30

場所  大阪天満橋カウンセリングルーム こころdeらぼ

参加費 おひとり 2000円

お問合せ&お申込み higuchi@cocoloderabo.com 樋口まで

20160720_180725※写真あんみつは一部と二部の合間の私のおやつでした(^_^)/

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初回面接までのストーリー カウンセラーより

20151113_135803初回面接までのおはなし

そんなにたくさんのお電話の問い合わせがあるわけではありません また 着信はありますがメッセージが残されていない場合がほとんどです 思えば当事者の私自身の経験(離婚・死別)による行動からも、相談がしたいので思い切って電話はするけれど留守電にメッセージを残すというのにはまたもうひとつ力がいって、そのときってそんな力が残ってなくてつながらない電話のコール音に自分を妙に納得させていたのを思い出されます

出来るだけタイミングがあえばお電話にはでるようにこころがけているのですが

やはり面接中や移動中は出れません 留守番電話にメッセージが残っているところから

順におかけ直ししてゆきます そしてメッセージの残されていない方は次のところを

探されたと思いこちらからは基本おかけ直しはしていません

メールでのお問合せ先higuchi@cocorodelbo.com

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「今日って無理ですよね」

こころdeらぼへのお問合せの傾向としてはもうすでにつらい症状がでておられる方からはお電話からのお問い合わせが多いように思います

お電話で少しこちらから質問をさせていただいて、こころdeらぼカウンセリングが有効であると判断し、当日枠に余裕があれば、受け付けさせていただいています

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お電話をされたときから

メールをされた瞬間から

もうあなたはいままでのあなたではありません

このままではいやだから

現状の問題と向き合いたいから

たいせつな自分のからだのつらい症状をなんとかしたいから

そう思われたあなたはすでに歩みだしているのです

いろんな初回面接へ至るまでのストーリーがあります

メールでのお問合せ先higuchi@cocorodelabo.com

こころdeらぼ

 

 

 

 

 

 

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ひ暮らし ☚ひぐちまなみの日常

あかん! 慌てましたー 久しぶりに・・・

今年の慌てぶり1等賞大学の単位取得科目申請をスルーしていたことに気ついた

あの3月ぶりの慌てようです 現在梅酢もしっかり上がって土用干しへとプロセスは進みあとは梅雨開けを私とともに待っている 私のかわいい梅干しちゃん

あかん!カビがーーーーーーーーっ

すこし 目を離したすきに うっすらと白いものが浮かんでいる 昨年も一昨年もカビとは無縁でした しかし 3年目にしての不覚である なんてことはこの際どーでもよく

緊急処置である! うっすらと白いものを取り除き、念のため傷んでそうな梅も取り除き

昨年の梅酢をつぎたして処置完了  これでよし  問題ない

あと毎日瓶を観察しながら 一緒に梅雨明けを待つばかり

私の日常はわたしにいろんなことを気づかせてくれる

ここ数日の母の介護問題にこころをひっぱられていたら

梅干しちゃん教えてくれました

「まなみさん ひ暮らしですよ」って

これでいいんだ まなみさん 今日もいい日だ 20150623_114131

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絵を描く その4と5

20160625_173338 (1)絵 描いてます

その4

20160709_174912その5

雑誌の彼女に一目ぼれして

描きだした

 

自分の脳が透けて見えるような恥ずかしさも覚えながら

写真に忠実に描くということを教わっている

やってみてわかる

ほんとかなりいい加減な見方をしている

そして集中力がきれてくると 自分勝手に描いてしまう自分

今回の作品はもう少し描き込まないといけません

つづく

 

 

 

カテゴリー: 映画・音楽・絵画・芸術deお勉強 | 7,273件のコメント

速報[アロマdeセルフケア]男性の参加申し込みあります☆

20140715_121941こんにちは 蒸し暑い大阪です

今日も暑さをおもいっきり感じて!そして適度に対応・対策してお過ごしくださいね

私は自分の情報取得の方法はSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)と図書館とセミナーと信頼のおける仲間、大学の講義、などなどなのですが毎日見ているSNSの罠にはまりそうになってる自分

にふと気づかせてくれた言葉をもらったのです 感謝します

ほんといろんなところで勉強会や読書会、エンカウンターグループ、リトリート、などが開催されているのをSNSで目にします 勿論、私へのお誘い、お知らせもたくさんいただきます 私、ふと思ってしまったんです 私じゃなくてもいいんじゃない?!主催者は・・

そんな話を最近いそがしい?ってなことを電車の移動中にはなしているとそのひとは

「あなたのところにはあなたやから集まるひとがいる、あなたの場やと思うで」

くすみかけたメガネをしゅーって拭いてもらえた感じ

またガンバロウとも思えた

※こころdeらぼ[アロマdeセルフケア]は私のセルフケアとして学び、暮らし・日常のなかでこれっていいよなぁと思ってきたアロマーセラピーとカウンセリングの学びを融合させてすこしでも多くの方に知っていただきたいという思いから、社会の役に立つことが提供できると思い、活動しています

先日「君って理屈っぽいなぁ」と男友達に言われた (笑)

今回の選挙のはなしから教育のことなど話していたのですが

そういうあなたもおもいっきり反論してましたね (笑)

どちらが正しいではなく他人の考えの中にヒントがある

そしてまた自分の考えも構築されてゆく

知性って会話することで磨かれてゆくんだと思います

これは人間しかできないこと

人工知能の話はすこしおいておいて・・・

こんな私の「場」にどうぞ一度参加ください

そして最近ご無沙汰のかたも久々にいかがでしょうか

現在7月20日(水) 19:00~の部 男性参加希望 1名 受け付けました

男性のご参加者はこころdeらぼの面識のありますかた、またご紹介いただきましたかたとしています

20151218_152129画像はエンカウンターグループのあとに

振り返りの感想を書いていただいたものです

写真の了解を得て掲載させていただいています

もちろん!女性のご参加はお申し込みもお問い合わせも

順にいただいています ありがとうございます

今回もどんな夏のエンカウンターグループの「場」となりますか 楽しみです

お申込みはhiguchi@cocorodelabo.comお待ちしています

 

 

 

 

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7月☆[アロマdeセルフケア]メンバー募集のお知らせ

この夏をこころdeらぼのエンカウンターグループで!

ご一緒いたしましょう

今月開催の[アロマdeセルフケア]メンバーを募ります

20160507_183339
是非ご参加ください

日時 7月20日(水)

第1部 16:00~17:30  残席2名となりました

第2部 19:00~20:30  残席2名となりました

場所 大阪天満橋カウンセリングルーム こころdeらぼ

参加費 おひとり2000円

問い合わせ、お申込みはhiguchi@cocorodelabo.com

または 070-5263-5562 樋口まで

留守番電話にメッセージを残してください

こちらからおかけ直しいたします

1466425924543

 

 

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家族相談士養成講座こころdeレポート 2

20160605_151019大学の講義と仕事が重なり

第二回 [家族システム論]

亀口憲治先生 国際医療福祉大学大学院教授                              東京大学名誉教授 20160704_103342

第三回 [家族ライフサイクルと危機管理] 岡堂 哲雄先生 聖徳大学大学院臨床心理学研究科教授 文京大学名誉教授 20160704_103349

 

 

 

この2回は欠席しましたが、補講を受けることができますので日を改めてセンターへ学びにゆきたいと思います

ですが全体の3分の2の受講を終えないと受験資格をもらえません

これからの5か月間もしっかり調整してゆきたいです

第四回 [家族カウンセリングの理論] 藤田 博康先生 山梨大学大学院教育研究科

おもしろいお話しを伺えた

フロイトの失敗

個人カウンセリングと家族カウンセリングの大きな違いを話してもらう中

精神分析は家族とは会ってはいけないという(フロイトの臨床経験プロセスより)教えの流れが

いまだ継承された臨床心理プログラムが日本の大学で王道としていることへの指摘でした

なにが問題って型はたいせつだけれどひとは変化し環境も大きく変わり、日本という文化があるそこにフロイトの精神分析をいまだ型として継承しているということ

先生の講義は臨床事例を交えて進められ、乾いたスポンジに水が含まれるように

私の身体に入ってきました

先生もおっしゃるように個人セッションと家族セッションのエネルギーの違い

そして介入のポイン、勉強になりました

自己分化

離婚調停の際 親権を決めてゆく面接で大事にしていることとして

自己分化とは個人内および対人間の心理状態・心理活動を示す概念であり個人内の自己分化は情緒と知性がわかれ機能すること 自己分化の低い人は情緒と知性が融合的に働き、客観的な判断が必要なときでも感情的にふるまう また自己分化の高いひとは情緒豊かで自発性に富みつつ、自己コントロールと客観性をもち、思考と感情のバランスがよい

平木典子・中釜洋子共著 「家族の心理」サイエンス社 より

子どもを育てていく能力としてだけではなくひととして自己分化度を高めてゆくこと

への関心へとつながる事例のお話でした

そうそうたとえばパートナーと口論になったとき 心が強い人、自己分化度の高いひとのほうが水かけ論からの脱出がはやい

ということですね

そんなすぐそこにある会話につながる楽しくときに耳の痛い講義でした

藤田博康先生 ほんとうにありがとうございました

カウンセリングのお申込み、お問合せはhiguchi@cocorodelabo.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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7月のごあいさつ

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7月ですね
梅の甘い香りが部屋中に香ります
もう少しこのままおいておきたい

そんな香りに包まれていますが
私の使命は梅干しをつけることであります!(‘◇’)ゞので…

次の作業にかかりたいと思います(*^-^*)
みなさまもこの季節をどうぞおたのしみくださいませ

こころdeらぼ

カテゴリー: ごあいさつ・おしらせ | 1件のコメント

喪失体験は予期悲嘆から始まっている グリーフケアカウンセリングに想う

こころdeらぼグリーフケアカウンセリングは

クライアントの主訴を初回面接で聞かせていただきます

クライアントの主訴からカウンセラーとクライアントは面接の時間を使い

手探りで歩みだします

手探りなのはクライアントはかけがえないただひとりのひとだからです

今 目の前にいるクライアントは今まで生きてこられたすべてを持って

カウンセラーの前に存在します

共有する面接という枠を使いクライアントは表現をする

言葉はいらない ときもあります

言葉で理解を深め確認して歩む ときもあります

大切なのはしっかり守られた枠(面接)場面でクライアントの自己表現が展開されている

ということ

そしてひとの根源にある能力において環境の変化に対する防衛反応のセンサーが働くのだと思います これは私の仮説です 予期悲嘆というのは自分にとっての対象が自分の環境

から変化していくことに対してココロの動揺を起こし、不安になっている状態だと考えます

喪失体験のあと 丁寧に自分と向き合う時間を持つというのは

この予期悲嘆にたいする耐性にもつながるのだと思います

カウンセリングのお問合せはhiguchi@cocoloderabo.comこちらまで

お申込みはホームページお申込みフォームよりお願いいたします

20160602_105815          こころdeらぼ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カテゴリー: グリーフケア | 5,349件のコメント