喪失から希望」カテゴリーアーカイブ

グリーフケア オンライン講座

グリーフケアを一緒に学びましょう。

・初めて学ぶグリーフケア <一般向け>

・グリーフケア <専門職向け>

グリーフケアについてさまざまな死別悲嘆を理論も大切にしながら共に学ぶ講義です。

講師はわたくし樋口が担当いたします。

これまでは専門学校の授業や少人数制での講座形式で講義を行ってまいりました。

これからは新しくオンラインでの講義も始まります。

新しいことの始まりに期待に胸を膨らませています。

写真は2020年4月に撮ったもの

今年もあの場所へそろそろ行ってみようと思います。

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毎日 まいにち

今朝は雨が降ってきた。強めの風と共にベランダの緑に水やりをしてくれた。

部屋からガラス越しに眺める風雨は穏やかではない。

でも窓ガラスにてんてんと水しぶきがついている様はすこし気持ちを新しくしてくれる気がします。

昨日からホームページのメンテナンスでサーバーカスタマーセンターの方とメールでやりとりをしていた。いや やりとりというほどそんなたいしたことではない。いや 私にはたいしたことだった。ほんの2回の往復メールで的確に指示をくださりそして先ほど解決した。

ううむ。

年末は欲しい洋服をオンラインで選んでいたのですが わからないことがありチャットで質問をした。すると各店舗の定員さんに繫がるようになっているようで対応できるかたがチャットに繋がり応答してくださった。そして私は買い物できた。

ううむ。

どちらもとても気持ちの良い文言で丁寧に応答してくれる。

たぶん おそらく 相手はまだ人間のはず。

さて おやつを食べて 午後からの用意をするとします。

写真はこの冬の1等賞 さつまいもをトースターで焼いたやつ

ごま塩ふって珈琲といただきます。

おやつはだいじ。 

雨があがって空が明るくなってきました。

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身近にあるグリーフケア

師走という季節 12月がやってきました。

やっぱり寒く感じられます。お布団から起き上がるのに

ほんの少しの気合が要ります。えいっ。てね。

今朝は冬物の衣類を整頓しました。

手に取る素材は身体にやさしくあったかそうなもの。            

これから寒さ本番の頃に向かってゆく大事な相棒たち。

今年の冬もどうぞよろしくお願いします。

ひとつずつ身の回りの物と仲良しになってゆく感覚 

それは自分をたいせつにしている感覚に繫がる。

自分のために用意してみるという贅沢を味わいながらも 

ふっと遠く離れて暮らすひと ものたちを思い手がとまる。

日常のなかにちりばめられた宝物

それはときとして鋭い矢先のように心の中に向かってくるのかもしれない。

自分はひとりでは生きていなかった。

切ない思いといっしょにこんなあたりまえのことを思い知るのだ。

あたりまえだけれどあたりまえにできない

そんなときを経て今の自分にまた気づく

グリーフケアはそんな日々の揺らぎを知ってくれているような気がします。

さぁ 買い物にでかけよう。そしてごはんの用意をしよう。

今日はそうしようと思います。

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残暑お見舞い申し上げます

今年のお盆はこれまでにない賑わいでした。

コロナ禍という状況で私にとって精神性の涵養となりました。      

旅立ったひとを懐かしみ

旅立った人を慈しみ

旅立った人と出会いなおす交流の時を過ごすことが出来ました。

迎え盆の日に向けて実際に大切な人の好きなものを用意するなかでこころの安らぎをおぼえました。

そして送り盆の日に藁で作った舟にお供え物をのせて川に流す。

友人に教わった「盆舟」

今年は川へ流すことをせずまねごとのようになりましたが

このような精霊を慈しむ風習があったこと

知る機会になりました。

たいせつなひとを想うということをあらためて感じ

こころ豊かな時間をいただけたように思います。

想いの分だけ賑やかになった

そんな今年のお盆でした。

あなたはどんな風に過ごされましたか

またおしえてくださいね。

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スピリチュアリティの形成

ひとにはどうすることもできない人智を超えるものと共に生きているということ。

見えない世界から授かるものがあるということ。

そのちからにあがらうことなく身を委ね、大いなるものを仰ぎいきとしいきるいのちに感謝しこうしてこの世で出会った奇跡をたいせつに死の瞬間まで歩みゆく。

必ず誰にでも一度は訪れる「死」のとき肉体を手放して魂へと還りそしていつかまた新たな再会の瞬間が訪れると信じていきてゆく。

全人的とされる身体的・社会的・精神的・スピリチュアリティにおける自己理解の営みの過程をたいせつに精進してゆきたいと願います。

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こころdeらぼ開業当初から税務・経理を担ってくださっていた方が先月他界された。

開業から7年 毎月必ず訪問してくださり、これまで幾度となくお世話になってきた。アユ釣りが大好きで解禁の季節には釣れたアユを毎年持ってきてくださった。毎月の訪問でその時々の話をしていたわたしたち。いまも目を閉じるとソファに座り穏やかな笑みを浮かべる姿が現れます。教えてもらったことを大事にしてこれからもやっていこうと思います。どうぞ見守っていてくださいね。

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7月一般向け講座 担当します。

専門職(葬祭従事者・介護福祉・医療看護)の方へ向けたグリーフケアを学ぶ講座を

一般社団法人京都グリーフケア協会様で担当講師を務めています。

理論だけではなくワークを取り入れて自己理解を深めていただく過程で

グリーフそしてグリーフケアを考えてゆく。

自分と繫がることで癒される学びの場でもあると感じています。

グリーフケアを少人数制で丁寧に学ぶ機会は

専門職の方だけではなく現代社会にとって多くの方々に必要な学びではないでしょうか。

そこで昨年12月から一般向けグリーフケア講座を担当することとなりました。

専門職の方ではなくてもどなたでも受講いただけます。

現在はコロナ感染予防のため5月までの講座は休講となっております。

一般向け講座 7月7日 7月25日予定

一般社団法人京都グリーフケア協会 ホームページにて更新されていますので

関心をお持ちの方はどうぞご覧ください。

一般向け講座 7月7日(火) 7月25日(土)予定 樋口担当

※コロナ感染予防における休講につきましては随時ホームページにて最新情報を更新されています。確認をされましてから協会の方へお申込みいただければと思います。

写真は昨年観た映画 第七藝術劇場にて

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坂の先

自分の過去の経験や体験を持って、よっこらしょ。 うんとこしょ。とキツイ坂をのぼる。

あの頃に比べたら大したことない。やこれはなにか意味のあること。など理由や意味を探しながらのぼる。

もちろん答えを見つけるのは自分なのでぼる自分に問いかけてみた。

なぜのぼっているの

生きていると新しいステージがやってきます。

坂の先になにがありますか。

あの頃と比べる必要ありますか。

なぜキツさにがんばっているのですか。

すると

新しいステージの目的が浮かんだ。

この坂はのぼりたいと思った。

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グリーフケアと来談者中心療法の関係について

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人間性心理学は精神分析や行動主義の流れから

主体性や創造性そして自己実現といいます

人間の健康的で肯定的な側面を強調した心理学です。

そこでグリーフケアと心理療法の関係について

記しておきたいと思います。

 

心理療法のひとつにRogers,Ⅽ.R.により創始された来談者(クライアント)中心療法があります。

人間には潜在的な成長力や自己実現への欲求があると考え、問題の所存についてどのように向き合ってゆけばいいのか最もよく知っているのはクライアント自身であると考えました。また無条件の肯定的配慮・共感的理解・自己一致の3条件をセラピストの態度として挙げています。

 

死別による喪失体験から悲嘆(グリーフ)を抱えることは

誰しも起こりうる

その人なりの自然な反応であり感情であり過程です。

ただ文化・慣習・地域性の希薄化そして家族の在りようなど

現代社会における諸般の事情から

グリーフをひとりで抱えこんでしまうということが問題とされます。

抱えると抱え込むは似て非なるものだと考えます。

 

Rogers,Ⅽ.R.の自己理論より

これまで自分自身が体験したことや他者からの評価による価値づけられた自己概念と

個人的で主観的な体験である経験が一致している領域を自己一致と呼んでいます。

その領域について自己概念と体験のバランスが崩れると不安定な心理状態となります。

 

日常生活に支障が起こっていると感じられたとき

来談者(クライアント)中心療法によるカウンセリングは

クライアントのペースで今・ここの体験をたいせつに肯定的側面と同じように

否定的な側面も受容できる状態、自己を見つめ直し自分自身を受容できる

自己一致領域を広げてゆく心理療法なのです。

このカウンセリングプロセスから

本来持っているそのひとの成長の力へと繫がり

グリーフを抱えながら生きてゆくということ

人間力の意識化となるのではないでしょうか。

 

 

※ただしこれは一つの心理療法であり実際のカウンセリングが

全て来談者(クライアント)中心療法ではありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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亡き母と出会いなおし

IMG_9039「おひとりさま」というものは

自分で言うには潔く

賢明な個を想馳せる。

上野千鶴子さんという社会学者のお陰かもしれません。

 

この「おひとりさま」

最近 身に染みるのです。

すこし思考停止状態です。

自由の不自由さ

人ってなんだかんだって言ったって

毎日生きてゆくことのこころの支えって

気にかけてもらっていることや

手間をかけてもらっていること

おなじくして

気にかかるひとがいることや

誰かのために手間をかけること

そんなことに

馴染みながら暮らしている。

 

でもね

いつかは みんな「おひとりさま」

あれ?これって上野千鶴子さんの本 (出版社 青灯社)のタイトルですよね。

 

人生には何度か卒業のような節目がやって来るのだと思います。

一生のうち何回卒業するかはひとそれぞれで

それは精神の成長へ繫がるものだと思います。

 

ふと 母のことを思い出した。

父が他界したとき

母は60歳

長女の私が家を出て

それから妹の結婚

母は65歳でひとり暮らしとなった。

 

母のあの頃の気持ち

今になってわかる気がする。

 

私はあの頃の母よりまだ若い

しかし

十二分に身に染みているではないか。

 

そう さみしいのだ。

 

あの頃の母は猛烈にさみしかったであろう。

 

仕事と趣味へ一生懸命に時間を費やしていた

そんな母のことしか見えていなかった。

 

揺らぎ

 

母はこの内的作業と外的作業を揺らぎながら

自分を保ち生きていたのだと

 

母が他界してもうすぐ3年になるこの秋に

今は亡き母をとても近くに感じた今日でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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神戸へ出張カウンセリング

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私のところへご連絡いただき

H先生の勤務先まで

てくてく てくてく

 

大阪天満橋から電車に乗って約1時間半

てくてく てくてく

 

初回面接を終えまして

最寄りの駅まで

 

てく てく

てく てく

 

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沈む夕日があまりに美しく

こころが動きました。

 

 

すこしの間

眺めることにいたします。

 

 

どうぞひとりで抱えこまないで

そらをみよう

本を読もう

ごはんたべよう

 

見守りながら

いつでもここにいてます。

ひとりじゃない

 

てくてく てくてく

 

 

 

 

 

 

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空をみよう 本を読もう ごはん食べよう

IMG_9539_Rそらをみよう

本をよもう

ごはんをたべよう

 

そらを見上げると自然と背筋が伸びていました。

むさぶるように本を読むときひとつのことにきずいた自分を発見していました。

この宝物を持って これから人の役に立ちたいなぁって思っています。

今は専門書もたま~にですが読みますよ。

ごはん・・・ひとりで食べてみましたよ。

あの寒い冬の日病院近くのスーパーで、わたしに

「こんなん買って帰ったらいいやん。帰ってすぐ食べれるで。」って

鍋焼きうどん手渡してくれた。

自分のことよりわたしの夕飯 気にしてくれてた。

食事はあなたが作る人でしたからね。

簡単に買い物をすませ

スーパーから病室まで腕組んで帰ったね。

 

いまはわたしかなりいろんなものつくれるよ。

友達にも食べてもらったりしてるよ。

 

そらをみよう

本をよもう

ごはんをたべよう

 

一緒に暮らして10年

もうすぐあなたが他界して7年が過ぎます。

あたらしい出会いや学びのなか

暮らしていますよ。

でもね。

7年も経つのにあなたとの暮らしは色濃く

わたしの記憶に残っています。

 

そうですね。

やっとこさ、泣く時場所を選ぶことができるようになりましたよ。

そんな簡単には・・・ね。だって毎日も積み重なっていくんやもん。

 

そらをみよう

本をよもう

ごはんをたべよう

 

~まなみ ありがとうね。

残りの人生 こどもたちと仲良く過ごせるといいね。~

こちらこそ ありがとう

あなたのいうとうり

あなたの残してくれた

言葉だけをたよりに

いろんなひとに支えてもらって

わたし

今日までやってこれたんやなぁって思います。

 

そらをみよう

本をよもう

ごはんをたべよう

 

ありがとう

なんとか7年

これからもよろしくね。

忘れることなんてやっぱりできないから。

 

ほんとに いま あなたのおかげで

いきてるって思う瞬間がいっぱいです。

 

ありがとう

ぼちぼち お返しせんとね。

 

 

【これは数年前の記録。また数年が過ぎている。いろいろと環境が変化しているなかで今振り返るタイミング♡】

 

 

 

 

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臨床傾聴についてカウンセリングとの比較から

IMG_9018_Rまずはこころdeらぼの【カウンセリング】からお話したいと思います。

もちろんのこと カウンセリングの継続中に入院され

入院先でのカウンセラー出張によるカウンセリングを

させていただくケースがあります。

これらのカウンセリングをはじめ【カウンセリング】では

クライアントと初回面接において

カウンセリングの着地点、目標を決めてどのようにカウンセリングを進めてゆくのか

話し合いをいたします。

 

目の前に起きている問題・課題への心理に関するサポート

これからどのように歩んでゆけばいいのか

これからどのように生きてゆけばいいのか

クライアントのお話を傾聴し相談に応じての心理教育や

ケースによっては専門機関へつなげることもあります。

 

では【臨床傾聴】と何が違うのでしょうか。

【臨床傾聴】ではもちろんこころdeらぼで行われています【カウンセリング】

で話されます内容と同じくして問題・課題をお話される場合もあります。

しかし全く違うことは心理教育やアドバイス、専門機関の紹介など

はお伝えしないのです。

 

臨床傾聴にたいせつなことは

スピリッチュアルな課題に直面しているひと(グリーフ・悲嘆による)と共に

死生観・スピリッチュアリティを十全に生き共存できる相互関係の構築を目指しているのです。

 

※こころdeらぼ カウンセラーは上智大学グリーフケア研究所認定臨床傾聴士

課程を修了しています。

 

 

 

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たべるということ

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スーパーで買い物しました。

水なすのお漬物

食べものをいただくことは

それはそれはありがたいこと。

恵みのじかん。

 

 

味の記憶は懐かしさと一緒に心までほどいてくれる。

 

それは時としてしょっぱい味になることもあります。

あんなに好きだったのに口にできなくなるときもあります。

喜ぶ顔を思い浮かべながらひとりいただく時もあります。

 

私は誰かのためにお料理するのが好きです。

そして

自分のために自分のからだとこころの声を聴きながら

食事を用意するのも大好きです。

 

ひとときの献立

炊き立てのご飯と水なす

 

ごちそうさまでした。

 

あなたのひとときの献立はなんになさいますか。

急に暑くなりましたね。

どうぞごきげんにお過ごしください。

 

こころdeらぼ

 

 

 

 

 

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悲嘆 

IMG_8991_R死別におけるそのひとそれぞれの悲嘆は決して

他者がわかるものではない。

 

この前提のもと お話に耳を傾ける。

自分の五感の全てでそのひとを感じる。

なにもできない無力さを全身で受けとめている。

 

私は聴く

 

問いかけた魂の叫び

 

 

最後のひと滴までここにいます。

 

 

ひとりで抱えこまないで

こころdeらぼ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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京都鴨川を感じながら

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鴨川のせせらぎが聴こえてきます。

京都グリーフケア協会 グリーフケアスクールにて

4月から講義をさせていただくことになりました。

これから毎月京都へ足を運ぶことは

これまでのそしてこれからのご縁に感謝を抱くこととなる

そんなきらきらと映る水面のように

満ちた思いを感じています。

受講生の方々と共に創造します講義を目指します。

どうぞよろしくお願い致します。

 

私にとりまして京都七条は今も息づく思いのあります地

私のグリーフワークは歩みます。

ご縁に感謝いたします。

 

大阪天満橋カウンセリングルーム こころdeらぼ

樋口愛峰

 

 

 

 

 

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その人のいない世界に慣れ親しんで生きる

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春分の日 私はこの4月から京都で始まります講座のレジュメを作成しています。

すると・・。

この1か月に再読も含めて読みたい本が決まるという

こころ歓ぶそんな今年のお彼岸です。

そのなかの1冊

『悲嘆カウンセリング』 J・W・ウォーデン 誠信書房

そのひとのいない世界に慣れ親しんで生きるということについて

今日あらためて感じ入ってみました。

 

寄り添いのまなざしを机上の空論化とならないように

言語化し伝えることそして共に感じ合える場を願い想いながら

 

我が家の本棚はそんな私の作業を支え応援してくれているように思えます。

 

新しい出会いへ感謝の思いとともに

貴方はどんな春分の日を過ごされましたか。

こころdeらぼ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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いのちの日の辺り

IMG_8739_R いのちの日(命日)を迎える自分に

もう一人の自分が話しかけていた。

「あの日より寒さが柔らかいね」

年末の町の喧騒辺りから毎年のように

思い起こされる記憶のにおい

 

幾重にも紡がれた時間の記憶

五感を通じて蘇る風景

 

あの頃はひとり謝っていた

どうにもできないいのちの流れに

ごめんねと。

 

今年のいのちの日の辺り

あの日から紡がれた糸は

ふと気づくと私の手元で

一枚の布となり

私のこれからの指針となって

温かく包み込んでくれています。

 

まだ少し紡ぐ作業を続けてゆきます。

 

空からみててね。

 

 

 

 

 

 

 

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第12回 グリーフケア 作品と死生観 

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あなたにとって「死」とは「生きる」とは

そして「逝きし人」とともに創造する未来について

クラスで共有し構築する死生観

専門学校での講義 12回目となりました。

クラスは3つ目のレポート課題 「作品と死生観」へ向けて

これまでの集大成となる時間へと繋がってゆきます。

~手のひらの音符~ 藤岡陽子 新潮文庫

友人から「はい!持ってきました。」と手渡された一冊の文庫本

いつぶりだろうか 小説

自称読書家の私 週に2冊は本を読む人

友人の「たまには小説もいいよ」と添えてくれた言葉にありがたくさえ思いながら

少し借りたまんまのこの本でしたが、

友人の言葉がふと思い立った朝 鞄に入れて出掛けました。

P57頁3行目から

地下鉄で移動中の私はこのページで感極まって涙していました。

その場面はお葬式で棺を閉じる場面

5歳の悠人が父の棺に走り寄り「あかん、あかん、やめて、やめて」とすがりついて泣きだした。p57より

この場面をいま受け持っているクラスで共有したいと思いました。

授業で朗読という形で紹介し

なぜ私が地下鉄の中で感極まってそして力をもらったかを話させてもらいました。

 

そして今日!

この文庫本の続きを天王寺から乗った地下鉄で読んでいました。

はっと気づくと降りようと思っていた駅を過ぎ

天満橋駅ではないですか。

これはわがルームへ立ち寄れということか?!と

カウンセリングの予約は入っていないけれど

観葉植物ちゃんの様子も気になっていましたし。

そのままルームへと向かいました。

ルームに着いて郵便受けをみますと

不在郵便の通知書が届いていました。

簡易書留です。

郵便屋さんの走り書き、ミミズのような字をみて(郵便配達の方ごめんなさい)

これはえらいこっちゃと

観葉植物ちゃんの様子をみてみてから

そのまま大阪東郵便局に受け取りに行きました。

この簡易書留 受け取ったその手ですぐ開けました。

 

20日までに返信いただけますでしょうかということでした。

地下鉄乗り過ごさなかったら

次回カウンセリングの予約日の週明けまで郵便物に気づかなかった。

 

私 今日ルームに寄らなければ・・。

 

この文庫本がなにかしら導くものがあるのやら

そんな不思議なものさえ感じてしまう

今のわたしのおもしろいほどのお供となっています。

 

まだ読み終えていないので

この先もなにを感じなにが起きるのか楽しみです。

 

そしてこの不思議な感覚は

なんだか深い深いところで繋がっているように思えたのです。

 

簡易書留の内容につきましては

詳細が決まりましたら

ここでお伝えしますね。

なにより私が喜んでいます。

ということはこのホームページをご覧いただいている

貴方も喜んでいただけることと思います。

 

勉強会続けていてほんとうに良かった。

簡易書留の送り主さまはこころdeらぼの活動をみてくださっていました。

今日はしみじみしています。

ありがとう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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小寒・しょうかんの頃を過ぎました。

二十四節気ではこれから節分までの期間を「寒」といい

寒さはこれからが本番となります。

2019年 新しい年を迎えました。

こころdeらぼも始動しております。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

本日も数本のお電話をいただきました。

電話でのお問い合わせに

カウンセリング中や移動中は出れないことがございます。

留守番電話に簡単で結構ですので

メッセージを残して置いていただけますと

こちらから折り返しお電話させていただきます。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

寒さ本番 暖かくしてお過ごしくださいませ

こころdeらぼ

 

 

 

 

 

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私のこと 来年に向けて

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来年もう一年 グリーフケア研究所で研鑽を積む運びとなりました。

昨日諸々の手続きのため二駅先まで自転車を走らせて

郵便局や銀行の窓口へ 用事を済ませてその帰り道。

花屋さんの店先に色とりどりの綺麗な鉢植えが並んでいました。

ちょっと自転車をとめて・・・そのなかで一番際立つグラデーションを放つ

シクラメンと目が合いました。

決めた!

来年は国家試験への準備も進めながら

心理職としてより一層

クライアントに役立つカウンセリングを模索してゆきます。

そして

こころdeらぼ勉強会もみなさんと一緒に充実させていきたいと思います。

 

そんな思いを胸に

10年前の私に声をかけてやろうと思いました。

「だいじょうぶ あなたはひとりじゃない」

 

さて これから

来年勉強会の企画打ち合わせを兼ねた忘年会です。

ちょっといってきます。

 

 

 

 

 

 

 

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