喪失から希望」カテゴリーアーカイブ

あなたにとってなぜグリーフケア(悲嘆の作業)が必要か?2

20140714_171609今日は昨日のつづきをお話させてくださいね。

昨日は人生におけるさまざまな喪失についてのお話でしたね。

ではそれら喪失からなにを招くのか?

一番大きな問題は「悲しみ」です。

何かを失くすというのは「悲しみ」の感情につながります。

この悲しみの感情を抱えていると私たちはエネルギーを奪われてしまいます。

またひとは悲しみの感情かかえると無意識に怒りに変えてしまうことがあります。

そしておおきな喪失感を抱えているひとのなかには

いろんなことに怒りながらいきているひとが多くいます。

そうすることでこころのバランスを保とうとするのです。

しかしこのような状態ではやはり人間関係がうまくいかなくなりますよね。

結果 とてもつらい状況になってしまいます。

みなさんはこのような経験をされたことはないでしょうか?

また思い当たることありませんか?

喪失の体験があまりに深いものであったり

長期間同じような状況にさらされた場合

その影響はかなり続きます。

だからグリーフケアが必要なのです。

では次回は喪失後に現れる初期症状についてお話させていただきますね。

大丈夫ですよ

ゆっくりぼちぼちとゆきましょう。

 

 

 

 

 

 

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あなたにとってなぜグリーフケア(悲嘆の作業)が必要か?1

20140310_185122 (1)『喪失の種類について』

喪失とは何か。

何かをなくすこと、という説明はわかりやすいですね。

持っているものをなくす、与えられないものや、奪われるものが含まれる場合があります。

それとはべつに有形なもの:家、物、お金 (認知しやすい)

無形なもの:信頼、尊敬、自己肯定感、友情、しあわせな子供時代(認知しにくい)

そしてこれら有形、無形の喪失から追従して喪失するものがあるといえます。

たとえば離婚というこれらの喪失体験から、こどもと別れなければならない、または

収入が減ったというのは追従しておこる喪失です。

あるいはリタイアして職場から去るというのは仕事の喪失ですが、その結果

社会関係の喪失、生きがいの喪失、経済力の喪失をしたといえます。

このように子供期 青年期 中年期 老年期と私たちは人生においてさまざまな

喪失を経験するのです。

特別な人の起こる特別な体験ではないのです。

では明日は喪失からなにを招くのかお話したいと思います。

大丈夫ですよ。

いっしょに学んでゆきましょうね。

 

 

 

 

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悲しみから希望へ 2

20140714_171756『悲しみから希望へ・・届けたい』

悲嘆プロセスに影響する心理的要因のなかで

亡くなった人に対する、もしああできれば、もしこうしていれば、もっとこういうふうにしてあげればよかった。

とそのとき解決しきれなかったものがいくつも、いえおひとりおひとりにあると思います。

このような気持ちが強く残っている心理は

死別後それを気持ちの中で解決してそして解消してゆきたいですね。

グリーフケアの本のなかで unfininished business 直訳すると「未完了の仕事」となりますが

このアンフィニッシュトは大切なひととの日常の関係からとても大事なのではないでしょうか?!ということも同時に考えます。

グリーフケアカウンセリングでは

このような作業をいっしょにさせていただきます。

ひとりで抱えこまないで。

 

 

 

 

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悲しみから希望へ

20140714_171622

悲しみから希望へ

グリーフケア・・・悲嘆の癒しの作業

悲嘆のプロセスに影響する心理的要因

亡くなった方との関係がどうであったかということの反映

であると思います。イギリスのボウルビーという心理学者が大変強調していたことですが

亡くなったひとが親密だった方であるほど、その死別の体験は非常に苦しい。

いわゆる社会的役割としての関係というよりも気持ちの上での関係

つまりどれぐらいお互い愛しあっていたか、どれぐらい気持ちが通じ合っていたか、

という意味の親しさです。

そればかりではなく、亡くなった人との間にいろいろ割り切れない思いや争いがあった

死別は心理的な問題や辛さを残してゆきます。

悲嘆のプロセスに影響する心理的要因はいろいろありますが

亡くなった人に対する『未完了の仕事』というのがあります。

詳しくは明日お伝えします。

どうぞひとりで抱えこまないで・・・

 

 

 

 

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朝の散歩 夜の散歩

11b7a6d2c2788c467e0d-1024こんばんは

あなたは朝派?それとも夜派?

わたしは夜派です。

毎日暑い日が続く中 運動不足じゃないですか?

このままいくと夏バテしますよ。

歩いてください。汗かきましょう!

だけど暑いよね。都会はとくにヒートアイランド現象で

うだるような暑さ

なので・・・わたしは夜に散歩が最近のお気に入りです。

自宅近くに緑地の公園があるので、てくてく歩きます。

1時間から1時間半くらいかな?

汗びっしょりかきます

いい気持ち

そしてシャワーを浴びてさっぱりです

朝5時くらいの散歩も涼しくてよいらしいですね。

朝でも夜でもどちらでも

汗はかいたほうがいいよね。

今の時期 夜散歩にはもれなく  蝉の幼虫とであえますよ

さぁこの夏は

夜散歩で夏バテしらずでいきたいと思います。

 

 

 

 

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「Who are you?」 あなたは何者ですか?

20140715_121941「Who are you?」

あなたは何者ですか?

昨日観たDVDの最後のセリフ

あなたならどう答えますか?

所属 続柄 役割 性格 価値観・・・

カウンセリングでは誰からも知られていないそして自分もしらない自分

に気づいてゆく作業をするのですが

ちょっと身近なひとと

相手:「あなたは何者ですか?」

自分:「はい。私は学生です」

相手:「あなたは何者ですか?」

自分:「はい。私は長女です。」

相手:「あなたは何者ですか?」

自分:「はい。私はカウンセラーです。」

という風に問いかけてもらって答えてゆくのです。

なかなか自分っていうひとを日常語ることはしませんが

このワーク、簡単にどこでもできるから

やってみてください。

身近なひとがもっと身近に感じられたり

身近なひとの新しい発見があったり

時間を決めて 時間が来たら

問いかけた方のひとが感想を言うの。

そして交代します。

もちろん自分自身の気づきもいっぱい

そんなワークを思い出しました。

ちなみに昨夜観たDVDはデンゼルワシントン主演の「フライト」です。

おっと!朝 干した洗濯ものが乾いています。

気持ちいい~

 

 

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グリーフってなに?

20140714_171622「グリーフって初めて聞きます。」

「グリーフって知らんよなぁ」

これからどんどんお伝えしてゆきますね。

 

グリーフケアカウンセリングって

大切なひとを亡くした方のこころのケア

 

大切なひとやものを失ったときに生まれる、

そのひとそれぞれの反応や

悲しみ 苦しみ などの感情プロセス

このことを”グリーフ”といいます。

 

”グリーフ”をひとりで抱えこんでしまい

「自分では悲しみにおしつぶされてしまいそう」

食欲がない

眠れない

そんな状態で

人生の変化と対峙している方へ

届きますように

 

寄り添いながら

ただそこにいること

 

そうイメージしながら

”グリーフ”は形をかえて続いていきます。

私も勉強してこのことを教えてもらいました。

この発見ともいえる、気づきは私をとても楽にしてくれました。

同時にこころの豊さのようなものもイメージできたのです。

 

悲しみから希望へ

この言葉と共に

 

 

 

 

 

 

 

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植物の芽

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観葉植物のなかで一番好きなのはポトスです。

それは枯れないから

その次に好きなのがアイビー

このこも枯れないから

サンスベリア モンステラ ソングオブインディア カポック

こころdeらぼにいてる仲間たち

このこたちもよく育っています。

もともと育てやすい品種を選んでいます。

だけど・・・たま~になんですが

ポトスがしょぼ~んとなったり

アイビーが枯れ枯れになったりすることがあります。

なんで?なんで?気付いてあわてます。

そしてた~っぷりのお水をやります。

「気ついてあげれなくてごめん」ってあやまりながら・・・

そんな次の日の朝

初々しいちいさな芽を芽吹かせてくれているときがあります。

ただ緑いっぱいそこにいてくれるだけで

元気もらえてるのに

芽吹きの贈り物なんて最高にうれしい瞬間です。

あなたもポトスをお部屋にどうですか?

かわいいですよ。

 

 

 

 

 

 

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泣く

20140116_113425

ひとりで近所のスーパーへ

神社のお祭りでだんじりがでてた。

鐘の音と太鼓の音

この時期なにまつりかな?

新しく越してきたところなので

氏神さんのことよく知らない。

スーパーで買い物をすませ てくてく歩く

私の家路を阻むようにだんじりが踊ってる

ちょっと立ち止まってみた

おなかのあたりから胸へとゆっくりあふれるような熱いものがこみあげてきた

泣いてる 私 泣いてる

日が落ちてるから 気づかれない

法被のお兄さんや家族連れ

逆行しながら

泣きながら

そのまま 泣きながら 家に帰った

ここんとこ 泣いてなかったから

いつ私 泣くのかなって おもってたけど

ひとりのとき 泣けてよかった

すこし こころ 軽くなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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マインドフルネス

Desert

五感ともう一つの感をつかって食べてみる

音 香り 味 観る 触る そして 感じる

なにも話さず このことに赴く

たべものが口からのどを通って

おなかに流れ込んでゆくのを感じる

一度やってみてください

仏教ではみかんをつかってするこの作業は有名らしい

ひとりでするもよし

仲間でするのもまたその場のエネルギーが生まれて

新しい自分との出会いがあると思います。

マインドフルネスのワークです。

瞑想のいいところ

これからどんどんお伝えしますね。

みなさんはどんな午後をお過ごしでしょうか?

穏やかな午後でありますように

 

 

 

 

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a rose is rose is a rose

ガートルード・スタインという方の言葉で

a rose is rose is a roseというのをふと思いました。 

バラはバラでありバラ以外の何者でもない。

『物事はあるがまま』といい転じて伝えられています。

自分の中で起きていること

そのままに受け止めてみます。

重い身体から脱け出したくて公園に散歩にいきました。

ばらが綺麗に咲いていました。

気分と感情と思考をわけてみました。

ずーっと以前はそんなこと試みることなかったのですが

いまはたまに やります。

『そのままをかんじていたらいい』

みなさまはどんな週末をお過ごしでしょうか?

 

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カウンセラー仲間

20140609_161052こんにちは 可愛いでしょ♡

週明けの月曜日、カウンセリングを共に学んだお仲間が こころdeらぼに遊びにきてくださいました。

おふたりそれぞれカウンセラーそして相談員としてまたそれぞれの分野で学生さんを

教えておられます。

思い出すのは 一緒に学んだ課程の修了式の日

「あなたはこれから10年あるよ。この10年は大きいと思うよ。たくさんのことができると思う。頑張ってね。」と言葉をかけてもらいました。

おふたりの学ぶ姿を近くでみせてもらっていたので、この言葉はとても力強く私に響きました。

そのときのお礼もお伝えしました(*^_^*)

それから同じくしてカウンセリング実習コースに進み、おなじグループとなり

一年間ともに学ばせてもらい、淀屋橋駅までのあの道を一緒に歩いたこと

いまでも思い出されます。あのときもお互い励まし合いながら頑張りましたよね。

ひとは出会うひとから育ててもらうことがあります。

私もそうです。いつも少し先を歩く人から教えてもらいながら

自分の道を歩いてきたように思います。

感謝です。

 

最後別れ際 「わたしら仕事してるやん。」(笑)

「そうですよ。80歳現役がみえてます。」

「刺激し合いながらいこうね。」

とこれからのなが~いおつきあいへ向けてとてもここちよい言葉かけを交わし

わかれました。

今度会うときまで 一歩一歩 歩いてゆきます。

ありがとうございます。

 

 

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父を想い 箱庭

201111182037000 おはようございます。

箱庭制作実習で3年前に私が置いた箱庭です。

箱庭療法は言語化しにくい抑圧された感情や関係性を表現し、自己治癒力への

活性化へ効果的であると思います。

父とお別れして25年目の箱庭です。

家族を亡くしたあなた その喪失体験を家族間であなたははなすことができますか?

お通夜やお葬式がほんとうに亡くなった方とあなたのための時間になっていますか?

同じように家族を亡くし、悲しさや苦しさは同じように抱えているのに

なぜか自分以外の家族のためにと思い、それらの感情表現を抑圧していることはないですか?

~ひとりのひとの生が終わりを告げる~

その現実から起きるさまざまな事柄 関係性の変化

それらの波に孤独感とともに流されてしまいそうになることもあるでしょう。

これらがグリーフです。

変化の波にのみこまれないように

ときにゆらゆら浮かんでみるのもいいでしょう。

グリーフという言葉をあえて使わせていただくのは

これからの子供たちにも浸透してもらえたらいいなと思うからです。

まず『悲しんでもいいんだよ。自分を大切にね。』このことを一番に伝えたくて

このメッセージは日本ではすこし後回しになって

「いつまでも悲しんでたらよくない 頑張ってない自分はだめなんだ」と誰に教わったのかつい自分をないがしろにしてしまうようです。

~ひとりのひとの生が終わりを告げる~

多くのことを学ばせてくれます。

亡くなったひとと一緒にいきてゆくことのひとつのように思います。

そしていまこの生に感謝します。

ありがとうがざいます。

 

 

 

 

 

 

 

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父への思い

20140425_175224こんにちは 天満橋の駅から川沿いを歩いてこころdeらぼに向かう道すがらこんな花たちに会えます。今日は風が強かったです。その風は少し冷たさを感じました。この数日、夏のような暑さでしたので風の冷たさを心地よく感じたのは私だけでしょうか?

先程 母から電話がありました。京都へ 父の命日のお参りのことで・・・

父が亡くなって28年が経ちます。

母は毎年欠かさずお参りに足を運びます。

「お父さん、行ったらなかわいそうやん。」そう言います。

ここ数年は一人ではこころもとなく、私や妹夫婦が必ず付き添いますが

今回はちょっと都合がつきにくく私のほうは保留にしてほしいと伝えると

「お父さんがかわいそう。さみしいやん。お父さん。」といって泣き声になります。

私は物凄く申し訳なく思うのですが、

そこからいつもの説教が始まりそうな予感がして「わぁ~!いつものおんなじパターン!」がくる~

と思ったとたん、申し訳なく思う気持ちがどこかにいってしまいました。

でもね。今回は私、すこしいつもとちがう対応が母にできました。

ただそんな風に泣かれるとどうにも動けなくなってしまう自分を感じながら

母のいまの思いに添ってみようと思いました。するとこんな風に思えたのです。

『娘たちを引き連れてお参りに行きたいのはお母さんで、

さみしがってるのはいまのお母さんで、お父さんにその自分を投影しているんやなぁ。』

そう思うと、

「ほんまにごめんな。申し訳ない。」と私はこころから言葉がでたのでした。

すると母は「そういってくれたらあきらめもつくわ。」といつにない素直な言葉がかえってきた。

私はすこし拍子ぬけしたような、あれ?新鮮な感じ?!と思いながら

またひとつ新しい関係が築けたようで妙に軽い気持ちで電話を切ることができました。

私もお父さんを想う気持ちは大切にもっているのになぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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いのちの学校

20140418_124309 (2)週明けの月曜日 リヴオンさん主催のいのちの学校でした。

喪失と回復の「二重過程」について なるほどな!って思ったことお伝えしますね。

大切なひとやものを失ったあなたはいまどのように生きておられるのでしょうか?

回復志向として新たな役割を生きている状態

喪失志向として失ったひとやものと向き合う状態

この両方をいったりきたりしていらっしゃいませんか?

よく「前向きに」という言葉に過去を振り返ってはいけないんだ。とか

周りに心配かけていけないから。という思いから喪失志向を封印されていませんか?

そうでなくっていいんです。

回復志向と喪失志向の両方を大切にしてゆきましょう。

大丈夫ですよ。そして自分のグリーフを大切にするためにどんな時間を持っていますか?

でももしひとりでは辛く苦しいならメールくださいませ

お電話お待ちしています。

そしていのちが重なるいきかたにつながりますように 願っています。

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子供時代の喪失について

子供時代のトラウマの原因と回復の条件について

親を失った~

死亡した場合だけでなく、見捨てられた場合もそうですし、心のつながりを断たれたり

必要な世話をされなかった場合も実質的に「失った」のと同じです。

虐待~

身体的または性的な虐待、きわめて悪意にみちた親のネガティブな言葉や態度による攻撃など

重大な危機~

戦争、自然災害、貧困、重い病気、兄弟姉妹や親しい親族の死などの社会的危機や家族の危機

強いストレス~

親にアルコール依存症や精神障害があったり、長期にわたる両親の不和、家で精神的に不健康な役をやらされる、などの慢性的で永続的なストレスにさらされた場合。

これらのトラウマから回復するには、その出来事とそのために生じた感情について語ることのできる充分な時間と、安全な環境のもとで話を聴いて理解してくれる人が必要です。このプロセスは、トラウマの体験を人と分かち合いながら自分のペースでもう一度通り抜け、自分に対するコントロール力を取り戻すために欠かせません。

もしそのような環境が得られなければ、回復の道は絶たれてしまうといっても過言ではありません。またわかっていない大人は「歯を食いしばるんだ」などと見当違いのことを言って子供が悲しむ機会を奪ってしまいます。

すべてのトラウマの根底にあるのは『喪失』です。

『喪失』には安全の喪失、所有物の喪失、愛の喪失、自己の喪失、などがありますが子供の場合は安心感や信頼感の喪失が特に大きくひびきます。

=不幸にする親 人生を奪われる子供 ダン・ニューハース著より抜粋=

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生きていこうよ。

20140425_181324『こんにちわ』

こころdeらぼのドアを開けるとこの わん♪ が出迎えます。

~じゃあ はじめましょうか~

「生きていってもいいんだよ。」っていうメッセージを

どのように表現すればいいのかな?

グリーフ(喪失体験)からおこる反応として絶望感に苛まれることもあります。

またいま起きている出来事に対して 自分自身 納得説明がほしくなる。

平常は生きることに「意味」をみつけようとはあまりしませんが

なぜ「自分だけが」などと どんどん自分を追い込んでゆく思考がみうけられます。

そんな閉塞したこころの状態を抱え込んでいるのがグリーフです。

たとえば宗教(仏教)は生きることを問い直すために学んでみるのは価値があると私は

思います。このようなとき「先祖教」といわれるものが身近に感じられがちですが

『仏教』です。ブッダの歩んだ道~

問いながらあゆんでゆく。よりどころ。

~グリーフがあなたのいのちに重ねられている~

あなたの問いに答えがみつかりますように そう願う

私は「生きていってもいいんだよ。」このメッセージを非言語で伝えよう。

そして 話してもらおう どんどん湧き出るように

~今日はここまでにしましょう~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カテゴリー: グリーフケア | 6,148件のコメント

お坊さんと「死」を学んできました。

20140418_125316グリーフケアの勉強会で

私はお坊さんに直球を投げました。

受けとめてくださったのは 法然院 梶田真章住職

勉強会のキーワードは

宗教 仏教 死 弔い 僧侶 儀式・儀礼 喪失 悲しみ 苦しみ 祈り 救い 希望

『グリーフから希望についてどうお考えになられますか?』

グリーフとは 喪失体験(大切なひとやものとの別れ)からくる

そのひとなりの自然な反応、状態、プロセスのことです。

これが私の問いです。

すると・・・ ね

『希望とはかすかな望みと書きます。その対岸にあるのは絶望です。

こちらから願うと同じくあちらも願っている その一緒に願っている想いが希望となる』

これは死別を想いお話されています。

うーん。私は腑に落ちました。

そして宗教がなぜ必要なのか?

ひとが望まない現実にさらされたとき

今の因果関係は納得説明がいる。意味づけがいる

そう問い直すため 自分と向き合うための

よりどころとして宗教があるのではないでしょうか?

私にとりまして

宗教学は母性

そして哲学は父性かな?

そう思いながら学びときによりどころとしてきました。

『死』を学ぶ。

母性と父性 私はここに着眼します。

グリーフから希望 ひとの可能性

科学 物理学 そうです。

身近な植物たち

生きる力

死を学ぶと生についても学びたくなる。

そんな有意義な勉強会でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

カテゴリー: グリーフケア, 研修・勉強会参加レポート | 6,446件のコメント

あなたの身近に家族を亡くされた方はいらっしゃいますか?2

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今日は前回に続きまして(←こちらから)もう少し詳しくお話させていただきます。

まず第一に、亡くなった方についてなるべく話したがらない傾向があります。家族を亡くされてかわいそうにとほんとうに親切に言ってくださる、とてもありがたいだけどちょっと今はいってもらいたくないという気持ちのずれが、どうしてもあるのですね。

遺族のかたのそっとしておいてほしいという気持ちを大切にしてあげてくださいね。

ただ食事や睡眠がとれているかというような日常生活についてやさしくそしてそっと  決して押し付けず声かけをしてみるのは大切ですね。

次に仕事や学業に遮二無二がんばっておられるかたがおられたら少し休ませてあげることが大事です。自分を支えていられるということにもなるとは思いますがあまり邁進している状況がある場合は周りで休ませてあげるという配慮がとても大切ではないかと思います。

3番目に暴飲暴食 一般の人の場合 薬物よりアルコールが身近に存在しますが どちらも非常に注意しなければならないでしょう。生活が乱れてしまうことは危険な状態を引き起こしてゆく可能性があります。

4番目の死亡の細部にこだわる  すべてがそうだとは思いませんが死亡した状況をどこまでも知りたくなるという気持ちが遺族にはあります。そのような気持ちを持っておられる方がいるということお伝えします。

5番目 ふだんなら考えないような非常に思い切った行動をとる、そのことがいろんな意味で困った状況を引き起こしてしまうこともあります。精神的に不安定なのです。決断をせまられるような案件をお持ちの方は専門家に相談できるようになるまでカウンセリングをうけることを提案します。

最後に孤独と絶望から他の人々と接触を求めると同時に今までとても親しくしていた人たちとのつきあいを避けようとする傾向もあります。落ち込んでいる、うちひしがれている時期にはむしろそういうほんとうに親しい周りからの支えを拒否することもあるということを心にとめておいてくださいね。

ひとはひとりではいきてゆけません。

生きているといろいろな出来事に出会いますよね。

すこしでも自分とは違ういろいろな他者を理解し尊重することの参考になれば幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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あなたの身近な方で家族を亡くされた方はいらっしゃいますか?

20140207_145955今回は2回にわたり

死別初期の頃のひとに対応するとき

注意をしたほうがよいと思われる点について

お話したいと思います。

まずはそのまえに死別体験されたかたの対処行動を

挙げてみたいと思います。

1 亡くなったひとについて話すことを避ける。

2 仕事や学業に邁進する。

3 現実を忘れる手段として、薬物、飲酒、飲食などにおぼれる。

4 死亡の細部にこだわる。

5 家を売るとか、引っ越す、あるいはあらたな関係に加わるなどといった

重大な決断を下す。

6 罪責感ないしはその救済のためのはけ口として、祈りを志す。

7 孤独と絶望からの救いのために、他の人々との接触を求める。

これらの対処行動は極端でなく慎重に用いられているのならば、

適応的なものですが、過剰にもちいられると混乱と病的悲観に至ることがあります。

明日はこれらの注意点についてもう少し詳しくお話したいと思います。

 

 

 

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